(シャイニングヒル)だいたい想定通り

 12着。まあ、こんなモンでしょう。大体イメージ通りの着順でそんなに落胆も無し。今の東京ダート1400で前に行けない馬は99%用無しだし。藤田だから行かないだろうとも思いましたし。この人、私生活はヤンチャですけど騎乗はオーソドックスというか、結構型通りですからね。スタートが良くないし「自分から前へというタイプではない(後藤談)」馬だと、あんな感じでしょう。

 この時期デビューする馬は着順云々より、最後までちゃんと競馬できたかどうかの方が大事。勝ち馬から4.5秒差を「ちゃんと」と言って良いかどうかですが、使って、次はもう少し調教を詰めて芝で、と期待したいです。次は後藤で是非前へ。何度も言いますが、先行力のないデインヒルは絶対モノになりません。その辺、行けるのかどうか、確認のためにも行かせて欲しい。

 あと、私もタイムオーバーかと思いましたが、ダートの1400m以上〜2000m未満では、4回阪神/中山の未勝利戦を除き、5秒からがタイムオーバー。なので、セーフですな。反動さえ出なければ、自由に使えます。

▼クラブコメント。
 フワフワした走りで出脚がつかず、前半は後ろから4頭目の内を追走。3角手前より徐々に前向きさが出てきたものの、レースの流れに乗りきれず、結果12着での入線となっています。
「まだ馬にやる気がないため、それがスタートや前半の浮ついた走りに表れ、ハミを取ってくれるのに時間を要してしまいました。ただ、今回は初めてのレース。これを使ったことにより、気持ちが入ってくれるといいんですけどね。走るフォームは悪くないのですが、ガサがない分、どうしてもピッチを利かせる格好になります。道中で置かれないよう前半からついて行けるようになれば、最後まで集中力が持ち、やれるようになってくるのではないでしょうか。芝を使ってみる手はあると思います」(藤田騎手)
「気性面で難しいところのある馬ですが、なるべく気を抜かせないように鞍上がうまく乗ってくれましたので、結果はともかく、初戦としての意義はあったと思います。ここを叩いてどう変わってくれるかが鍵。疲れが残らないようであれば北海道に持っていき、芝の1800mあたりを試してみましょうか」(国枝調教師)
◆適性を占うための試走の意味合いが強く、ましてや今回は経験馬相手のデビュー戦。結果よりも、次にどう活きるか活かせるかがポイントといえるでしょう。師からは「芝の長い所はどうだろうか」との話も挙がりましたが、「まずは1600〜1800mぐらいから様子を見たほうが無難」と鞍上。これから経験を積んでいくことにより、変わり身を見せて欲しいものです。(HTC<広尾サラブレッド倶楽部>)

 やっぱ特に藤田に意図は無かった模様。まあ、そういう騎手だよ知ってたよ。北海道の芝は賛成。ゆったり乗れる距離で、スタートとは関係なく前目の競馬をやって欲しい。同じ小柄馬のプリンセスデザイアの長所は小さいけどレース減りしないこと。正直、このサイズでレース減りしてたら、もう話になりませんので、順調に行けることを祈ります。

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