■クライフ、ライカールトの後任にファン・バステンを推す(sports navi)
バルサは問題が起こるとすぐオランダ閥に頼ろうとするけど、その問題の根本にもオランダ人脈があるわけで。なんかいたちごっこですな。
今のバルサが問題を抱えているのは、ライカールトのスキルじゃなく、テンカーテが居なくなって、きめ細やかさに欠けることと、元々相性最悪なバリのお面とエトーが決定的に反りが合わなくなってるからでしょう。解決策は簡単で、獲得時よりずっと高い移籍金でロナウジーニョを手放せば宜しい。デコがいればバルサは成立するし、ロナウジーニョ居なければチャビとイニエスタの共存も目処が立つ。何よりロナウジーニョの穴埋めをしない分のエネルギーを攻撃に注げるわけで。良いことづくめ。客寄せ部門ではメッシが居るから問題なし。
オランダ閥の話に戻るけど、ファンハール監督時代に、あれだけ超一流のオランダ人選手を集めながら、死ぬほど魅力のないサッカーをして、結局成績が伴わなくなった瞬間に解任された。あれも、ファンハールの才覚(と言うかカリスマ性の欠如、性格面の欠陥)の問題半分、クライフ始めとするお局の迷走半分という印象。かといってクライフの傀儡みたいな人間連れてきても、風通し悪くなる一方でチームは腐る。どこかで思い切ってレジェンド相手に「これまで本当にありがとう。バルサは今後大人のチームとして自力で歩きます、サヨウナラ」という必要があるでしょうね。
まあ、クライフとバルサ、マラドーナとアルゼンチン。そこに意義を失っていてもシンボルを崇拝するからこそ、この両チームがどんなに強くても憎みきれない部分があるし、人間としての温かみを感じてしまう。勝っても負けてもただ憎々しいだけの偽善者=白とは大違い。なので、私としてはこのままでも良いかなーとか。ヴァレンシアファンとしては、バルサ迷走すると助かるしね。
ともあれ、ファンバステンには2010年までオランダ代表の指揮を執って欲しいですよ。わくわくする臭いを持つ、数少ない代表チームなわけだし。