ウイン新時代。

ルミエールのずさんな管理・出走体勢を見て少し心の離れ掛けていたウインだが、新体制への期待感から、もう少しつきあってみようかという方向に変わりつつある。

表向きの目玉は、「ゼンノ」「ビコー」の跡取り、大迫氏の代表就任。これまでも「裏の代表」として、数多くの「サポート」はしていたのだが、実質上の看板になることで、セール馬・ゼンノロブロイ産駒などのゼンノ家トップホースをウインへ回すことも考えられる。理由は明確で、今後はウインの勝利=ゼンノの名声になるから。本腰入れられるパトロンが付いたことは、牧場系クラブではないウインにとっては大きな変化。上の透明度が増す結果、値段の説得力も増さざるを得ないわけで、今後は募集価格に期待度と仕入れ価格がよりすっきり反映されるのではないか。

それより、個人的に期待するのが片山氏の社長就任。今までも、ゼンノが裏の代表なら、片山氏は「縁の下の支持者」であったわけだが、今後は遠慮無くカラーを出していけるだろう。Numberのコラムなどを通じ、氏にはずっと以前から好感を持っていた。ウインとのつき合いのスタートも、その点が大きい。

実質的な体勢変更の「成果・影響」が出てくるのは、最速2年後くらいだろう。それまで、自分の根気が続くかどうかは分からないし、05募集に関しては、気に入る馬が居なければ出資無しも考える。それでも、その影響を自分ではっきり確認するまでは、会員は維持してみようかと。

まあ、ともあれ、ルーシッド早く入厩してくれ。

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