ファーストレーン

休養がそろそろ1年になろうかというキープスマイリング。高い競走能力を示しているだけになんとか復帰して欲しいですが、血統的には無理せず繁殖に入るべきでもあり、この夏どう過ごすかが分かれ目になりそうですね。しかし、最新の更新では596キロ…。牝馬の最高体重ってどんなもんだっけ、と確認してみたら、川崎のケウが持っている出走体重602キロ、勝利体重593キロが記録のよう。中央競馬ではたぶん、大昔にメジロエサンが記録した588キロが牝馬の最重量勝利体重ですかね。勿論、実戦に復帰する段になったら、ここから絞ってくるとは思いますが、デビュー以降増え続けてきた馬。なくはないな…。

 

それはさておき、ピースエンブレム子アージェントが今週デビューします。

調教過程から、ジョシュでのレース風追い切りを覚悟していましたが、まさかのレーン。今週のみのスポット参戦で、土曜1Rなので、彼にとっても1年振りの日本騎乗の一戦となります。状態面の不安はつきませんが、こういうタイプは先入観を持って乗ると、悪い方向へ行きがちなので、是非レーンには情報に囚われず、背中から感じるものだけを実線に置いてきて欲しいですね。

 

しかし本当にピースの子は身体が弱い。この馬も、資質は高そうなので、なんとかこのレースも含め、進めて行けると良いのですが。

 

12日は美浦坂路で追い切りました(53秒6-39秒6-25秒9-12秒6)。13日は軽めの調整を行いました。「今週は水曜日にジョシュ騎乗で坂路追いを取り入れています。クランプダンスとの併せ馬でしたが、左右のバランスに対するフォローは必要な状況にはあったものの、いい動きでしたね。ジョシュも『やはりいいエンジンを持っていて、動きに文句はありません』と評価してくれました。そこは素直に受け止められますが、脚元に関しては正直、難しいですね…。左右の前脚に骨瘤がありますが、特に右前は疼いているようで、大きさ的にも馬が少し気にしている様子もあります。本当はゲート練習ももう一回やりたいところですが、先週の水曜はゲート、木曜坂路で追い切りはできているものの、ゲートをやった水曜の午後は捌きに硬さが目立っていたので、脚元の関係からどこまで求めていいかは悩みどころです。ひとまず1週前追いは無事に終えられているので、今週やった分のケアもしっかり施して、来週の競馬に向かっていきたいです」(宮田師)22日もしくは23日の東京競馬(3歳未勝利・ダ1600m)に出走を予定しています。

 

 

今週はもう1頭。インゼルのブラックライズ。前走はデビュー以来ベストと言える競馬内容で、暗雲立ちこめていた勝ち上がりに光明が差しました。多頭数という大きなハードルはありますが、ルーキーの減量特典も借りて、なんとか前身を…。

正直、シャーンゴッセがまた1200を使いそうってことで、かなりテンションは下がってます。去年は出資しませんでしたし、今年もこのままなら微妙。どこかで、気持ちが変わるような出来事があれば良いのですが。キャロットのセカンドクラブ問題は本当に難しいなあ。

6月15日(土)には栗東CWコースにて6ハロン81.2-66.3-51.4-36.8-23.5-12.1の時計をマークしました。本日6月19日(水)は栗東CWコース3頭併せにて追い切られ、6ハロンから83.0-67.7-52.6-37.4-23.5-11.9の時計を一杯でマークし、僚馬(古馬2勝クラス)に併入、僚馬(3歳未勝利)に1馬身半遅れています。6月23日(日)京都・3歳未勝利戦(芝2200m)に▲吉村誠之助騎手で出走を予定しています。想定時点ではフルゲート18頭の所に本馬を含め19頭が出走を予定していますが、前走からの出走間隔順により現時点で除外の心配はありません。

「本日栗東ウッドチップコースにて3頭併せで追い切りました。今週のレースに向けて、ハリのある馬体で良い追い切りができました。牧場でのリフレッシュがレースで良い方向に向くように準備したいと思います」(清水久嗣調教師)

 

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