やむなし。

グレースベイ、引退です。

  • 1日の小倉競馬では五分のスタートもなかなか行き脚がつかず中団を追走。促しながら直線を向くが、最後は手応えがなくなり10着。「スタートはいつもよりいいぐらいだったのですが、荒れた馬場を気にしたのかなかなか進んでいかなかったんです。ノメッてしまって、体を起こしながらじゃないとバランスが崩れて、この馬の良さが出ませんでした。結果を出さなくてはいけないレースだったのに申し訳ありませんでした」(斎藤騎手)今日は週中の雨の影響で馬場がかなり悪化しており、まだバランスが整い切れていないこの馬にとっては厳しい条件になってしまいました。スタートは良かっただけに馬場が良かったらまた違ったのではないかと思えるだけに残念でした。この後については馬体の状態などしっかりチェックをした上で協議を行っていきます。
  • 「先週の競馬は、開催最終週に加えて週中の大雨による芝の荒れで、例年のこの時期の馬場傾向に比べると差しがきかなそうな状態だったので、ジョッキーにはうまくゲートを五分に出てくれという話をしていました。実際うまく出ていたのですが、その後がなかなか進んでいかないのでどうしたのかと思っていたら、馬場に脚を取られていたようです。体を起こして支えながらの追走になり、最後は余力がない状況。なんとかいい結果を出せるようにいろいろ考えてきたつもりでしたが、このようなことになり本当に申し訳ございませんでした」(安田翔師)前走で優先出走権を確保してからは馬のコンディションと相手関係などを精査しながら最終週を目標に定め調整してきました。ただ、週中の雨で思った以上に馬場が荒れており、考えていたようなレースができなかったのは残念でした。デビュー当初の脚元のむくみなどもなくなり、芝に転向して走りも安定してきて成長を感じる状況でしたが、ここまでのレース内容や結果を踏まえて安田翔伍調教師と協議を行った結果、ここで現役続行を断念し、競走馬登録を抹消することになりました。会員の皆様にはまことに残念なことと存じますが、何卒ご理解賜りたくお願い申し上げます。なお、本馬に出資されている会員の方へは追って書面を持ちましてご案内いたします。

 

この世代では、勝ち上がっているリフタスフェルト以上にスピード能力を期待して出資した馬。パンとせずダートから下ろすことになったものの、見所乏しい内容。芝へ転向後は徐々に勝ち上がるのに十分な力を見せてきましたが、結局、引退レースとなった前走も含め、良馬場以外が3回。唯一の良が0.5差3着だったことを考えると、勝てない力の馬だった、とは到底思えません。

それでも、今ならもっとやれるであろうことを踏まえても、地方経由で2戦惨敗のダートを使うことの是非、クラブの頭数制限などを鑑みると、妥当なジャッジでしょうね。今後は売却になると思うので、出資者を悔しがらせるような活躍をしてほしいものです。

厩舎は、頑張ってくれてたと思いますよ。良いレースを選んで、高確率で雨になってしまったのは馬の運もありますし。そこばかりは仕方ないです。関西の若手はノーザンパラソルで思考放棄してて、口開けば言い訳と空虚な理想論しか言わず実が全く伴わない所が多く、ベテランは余程の馬じゃないとまともな扱いを受けないし、外厩という点でグリーンウッド・しがらきには余り信を置いていない(相性悪い)ので、最早関西厩舎にほとんど人間味を感じず、魅力も感じなくなっている私ですが、安田親子は数少ない「またお願いしたい」厩舎の一つ。スピード型で魅力を感じる募集馬いたらリベンジしたいです。

 

これで現役は4頭(未デビュー2歳含む)。抽選運がなく2年連続で馬が思うように補充できず、流石に寂しいので、今年は少し頑張るかな。まあ、世間様の人気次第。もう、オリンピックチケットかキャロットかって世界よね。

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