まずまずデビュー。

 レッドオーディンは、デビュー戦、府中2000をキー坊で使って4着でした。

 贔屓目込みでも450キロの馬体はこじんまり。脚の不安もありますし、ここは出来るだけ楽なレースで片鱗を見られれば、と思っていましたが、スタートして行き脚が付かなかった段階でキー坊が完璧な「テスト走行」をしてくれましたね。インから徐々に差を詰めて、ペースアップしたところで無理に付いていかず、直線ばらけるのをじっくり待って進路変更。鞍上の操作にも機敏に反応して、最後は狭くなりかけた前の馬の間を割ってくる根性も見せました。

 上がり最速ですが、残り1Fはダントツでしょうね。競馬振りからも、戦前の不安からも、ビンテージチャートのデビュー戦を思い出しました。あの馬は2戦目で勝利。オーディンも、ダメージがなければと言う前提条件付きますが、次は前進必至でしょうね。何とか無事に中間過ごして、権利あるタイミングで使って欲しいです。出来れば夏の厳しい時期に入る前に勝ち上がって、じっくり馬を作って行く時間を勝ち取っておきたいですよね。

 福島デビューから一転しての府中ですが、戦前のコメントからも今日のレース振りからもナイスジャッジだったかと。デビューまでのいきさつも含め、人に惚れて出資したところのあるオーディン、今のところとても良い感じです。私的には最後の出資となる東京TC馬。古馬勢は満足に期待できる状況ではないだけに、この馬との関係が全てに近いです。長い付き合いになるかどうか。今までのクラブへの感謝もこめて、精一杯応援したいと思います。

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