攻めと守りと。

10/4 上原厩舎 3日、4日はゲート練習中心のメニューを行いました。「引き続きゲート練習と乗りを行っていますが、ゲートに関しては素直な性格の馬ですし、これといった課題もなく順調に進められています。今の調子ならば来週か再来週くらいには受けられるかなとも思っています。いちおう明日もまた練習するつもりですが、そのときや週明けの様子を見ながらタイミングを決めていきたいですね。やや背っ垂れの体をしていますから負担がかからないように気を配るようにもしています。ネックストレッチバンドという馬具を使って少しでもいいフォームで走れるようにしているんですよ。乗るときはじっくり急かすことなく長めの距離を乗るようにしていますが、新しい環境に変わって少し経ったタイミングというのもあって若干お疲れモードになりつつありますね。今後の様子次第では楽をさせることも考えながら調整を進めていきます」(上原師)

 上原厩舎には弱いところのある馬が多いですが、そうした中でおっかなびっくり扱ったり、ルーチンに填めて壊したりせず、慎重に行くところは慎重に、勝負するところは勝負師に行ける上原先生は良い調教師です。不安があるからって腫れ物扱いしてたら、競走馬としては意味がないですしね。その辺の手腕に関しては、かなり高い信頼を置いています。


 背中に疲れが出やすいこの馬も、ここの厩舎なら上手く扱ってくれると思ってますし、どんな形で競馬まで持って行くか楽しみです。満口になった弟の出資者産も是非応援してやってくださいー。


 一方、メイショウサムソン産駒はここまで12頭がデビューして、まだ勝ち上がりはなく、2着が3回。そろそろ勝ち上がっておいて欲しいですね。

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