週3回は屋内周回コースでハロン20秒程度のキャンター2400mの調整を行い、週3回は屋内坂路でハロン15秒のキャンター調整を行っています。「周回コースでのキャンター調教と坂路調教を交互に行うメニューに変わりはないのですが、先週がハロンペースでいうと16〜17秒ほどだったのに対し、今週は少しペースを上げて15−15まで進めています。蹄の状態、歩様に翳りはなく、トントン拍子で進めることができていますね。体も500キロを切ってきましたし、少しずつ絞れてきました。ただ、まだお腹周りに余分なものがありますし、もう少しは引き締めないといけないでしょうね。あと、この血統独特のものなのか胴伸びしてきた印象はありますね。元々は移動を考えられそうなところまで来ていた馬です。不安が癒えた今は緩んでしまった部分を解消してこれまでの時間を取り戻すかのようにしっかり動かして体をフィットさせていく必要がありますので、オーバーワークにならないように注意しつつ乗っていければと思っています」(早来担当者)
やっとここまで来ました。能力の高さは疑っていませんし、次のブレーキは中央デビューに限りなく赤信号が灯ってしまうので、時期的に焦りがないわけではありませんが、じっくり進めて欲しいです。年明けから入厩へ向けてペースアップするくらいで良いんじゃないですかね。頑張れ〜。