キャロ・東京2歳馬

 まずはキャロの4頭。

▼エルマンボ

3/30 NF早来 現在はウォーキングマシンで1時間の運動の後、週3回は屋内周回コースでハロン18秒のキャンター2400m、週3回は屋内坂路コースでハロン16秒のキャンター1本の調教を行っています。ハロン16秒といったなかなかのスピード調教を楽にこなしており、その走りからは能力の高さを垣間見ることができます。しかし一方でウォーエンブレムの血が騒ぐのか他馬に対するあたりが強いところが見受けられるので、今後はそういった気持ちをフルに推進力へ転化していくということがポイントとなるでしょう。

▼ミラクルルージュ

3/30 NF早来 現在はウォーキングマシンで1時間の運動の後、週1回は角馬場でのフラットワーク、週3回は屋内周回コースでハロン16〜17秒のキャンター2000m、週2回は屋内坂路コースでハロン16秒程度のキャンター1本の調教を行っています。もう少しキャンター時のスピード感が欲しいかなと思える現状ですが、しっかりと時計を出すことができているように調教自体は順調に進めることができているので、今後も成長の芽を摘んでしまわないように焦らず調整していきます。

▼ラムレット

3/30 NF空港 この中間も順調に調教をこなしています。現在は400m周回コースをスローキャンターで6周しており、週2日は900m屋内坂路コースをハロン18秒で2本元気に駆け上がっています。ここにきての気性面の成長は顕著で、調教中も落ち着いており、カイバ喰いも安定しています。走り自体も無駄がない理想的なフォームで坂路を駆けており、騎乗者の指示にも従順です。

▼ヨゾラニネガイヲ

3/30 NF空港 この中間も順調に調教を積んでいます。現在は週3日900m屋内坂路コースをハロン16〜18秒で2本元気に駆け上がっており、残り3日は角馬場でのフラットワークと1000m周回コースでのスローキャンター調整を併用して進めています。ここまで調整を進めてもカイバ喰いを含む体調面に不安は全くありません。また気が良く、走ることに前向きな点も競走馬として評価できる点です。今後は早期での本州移動を視野に入れた最終調整に移行していきます。なお本馬は、4月12日、13日に行われる第一回産地馬体検査を受検する予定です。

 一番時間掛かりそうだったヨゾラニネガイヲが一番早く競馬場にたどり着きそうですね。競走馬は本当に分からない。というか、1歳の秋の善し悪しなんて、当てにならないですね。自分的にも馬を見て良いなと感じた出資馬より、プロフィール面で飛びついた馬の方が走っていたりします。まあ単に見る目が足りないだけなんですけどね。次は東京勢。

▼レッドオーディン

12.03.30 (ノーザンファーム早来)週6回周回2400m(ハロン20秒)。馬体重449キロ。担当スタッフ「変わらず周回コースでの乗り込みを継続しています。毎日、しっかりとコースで乗ることができていますし、少し体も締まったように感じます。まだトモや腰は完全ではないので慎重に進めていきますが、周回コースでの動きは悪くないと思います。少しずつペースを上げていけるよう、状態確認を怠らずに進めていきたいですね。いいモノを持っている馬なので、大事に育てていきたいと思います」

 暖かくなってからのペースアップが期待できそうなタイプですし、来月末の更新は楽しみです。無事に進んでね!

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