やや「ファン向け」。

さまぁ~ずライブ7 初回限定版 [DVD]

　今回も非常に面白かったが、２〜４あたりの「ライブを機にさまぁーずファンになる」くらいの面白さからすると、ややパワーダウンというか、ややワンパターンというか。「さまぁーずファン向け・信者向け」になってる感は否めず。私個人は十分に面白かったですが、ファンとしての目を抜きで見ると、万人にお勧め出来る内容ではありませんでした。

　ライブそのものは完全なプラチナチケット化しており、それでも良いと思うんですけど。この内容だと、レンタルとかならともかく、お金出して買った人はちょっと残念かも。まあ、そもそもお金出してお笑いＤＶＤ買うような層のことはあまり心配しなくても良いのかも知れないですが。

　やっぱり、今はさまぁーずにとっては絶頂期であり、その分、露出が多すぎるのでしょうね。モヤさまやさま×さまなど、限りなく素の状態をテレビで見せて、それが受け入れられていることで、ポーズを取ってナンボ、仮想人格を纏ってナンボのコント芸人としては、マイナスになっている感じです（勿論、舞台向けにネタを練り込む時間が足りていないことも含め）。「コイツら、どれだけ底があるんだろう」と半ば意地悪な目で追っているファンと、「キャー三村さんカワイイー」というファンを、同時に満たすのは至難。今は、後者寄りになっているのは、仕方ないのかなあ〜。ＴＶ露出はちょっと減らした方が良いかもな。寂しいですが。モヤさまは大好きだけど、さま×さまは「たまにでいいかな」とも思うし。