CWC。

 マンUは強い。Gは良くやったが力の差は、明らかに去年のミランとレッズより大きかった。

 今年のGは去年のレッズより良いチームだと言うこと。守備はJでも中位以下だが、総合力では明らかに去年のレッズより上だった。その差を10と12くらいだとすると、ミランマンUの間には60と90位の差があると言うこと。去年のミランは、間違っても欧州最強クラブではなかった。今年のマンUは掛け値なしの「最強クラス」。仕方ない。FWが軽量化した分の生命線だった佐々木と二川が怪我したのが残念だった。居れば、もう少しやれただろう。去年のミラン相手なら、番狂わせあったかも知れない。でも、マンUは駄目だ。南米代表くらいの力があって、なおかつモチベーションの差があって、初めて番狂わせが起こりえる。緩慢なマンUがその力を60まで下げても、やっぱり手の届く相手ではない。

 昨年のレッズもそうだったけど、勝ち負けなんて関係ない。選手もサポもそんなめでたくはない。親善試合ではない状況で、このレベルの相手とやれたってことが最大の収穫でしょう。昨年のレッズはミランを完封できれば、今年のGは何点何十点取られようが、1ゴールでも返せば、大変な収穫。勝利なんて無くても、間違いなく、得たモノはあるはず。去年の0−1より今年の3−5の方がずっと価値がある。血祭りになったからなんだ。あの2ゴール(PKはさておき)には計り知れない価値がある。胸を張って欲しい。

 西野の台詞ではないが、レッズの守備とGの攻撃(組織)。それは別に相反するモノじゃない。まだ、Jクラブには幾らでも上がある。レッズもGも、全盛期のジュビロには足元にも及ばない。あのチームはさっきの数字にすると20〜25くらいの力があった。伸び代がある。良いことじゃないか。

 Gは是非3位になって欲しいね。他チームサポが何を言おうが、この舞台を経験してるのと、してないのでは、雲泥の差だ。Gは、貴重な鍵を手に入れた。持ってないチームには行くことの出来ない場所への鍵。持ってても使えるとは限らないけど、持ってなければ限界は広がらない。浦和もGも、この経験を継続して活かしていく義務がある。今年の浦和は義務を果たせなかった。Gは頑張れ。

 ああ、そしてスポーツを語るさんまはウザイ。ザ・懐古主義。酒場でやれ、酒場で。

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