連続で調教師ネタ。
今週の競馬ブックに、フレンチノワールの調教師、久保田貴士師が紹介されておりまして。そこに興味深い記述が。
スタッフを馬術部出身で固めるわけ
「〜厩舎スタッフは馬術部出身にこだわって集めているんですよ。〜(中略)〜それは誰が乗っても乗りやすい馬を作りたいからです。〜(中略)〜ハナ差の原因が能力ではなく、ハミ受けの良し悪しや口向きにあるとしたら、それは悔しいこと〜」
(競馬ブック11/18号より)
なるほどな〜。私、久保田厩舎の馬は綺麗な競馬をするなあと思っておりまして。それは真っ直ぐ走ると言うことも含め、「力を出した」という印象を強く受ける、と言うことなのですが。それはこの辺に秘密があったのですね。騎手も、続けて乗りたいと思いますよね。この厩舎は、今後も伸びてきそうです。
フレンチノワールも、今後も良い馬に育ててくださいね!
今週のブックは、他にも高橋力氏のインタビューもあり、とても読み応えあり。インタビューに関してはSouthendさんのブログでも取り上げられてますので、そちらもどうぞ。
▼ダーレー・ジャパン・ファームの行く末は?(傍観罪で終身刑)
引用されている部分の他、「アドマイヤムーンに対するファンの反応が非常に冷めているような印象を受けた」「No more Deep Impact.」の辺りが印象深く。Southendさんも仰られてますけど、これで、ダーレーが明確な「外資」になるのは、むしろ私の当初のイメージに近く、個人的には歓迎です。今、競馬ファンじゃない人が競馬に興味を持つきっかけは、スターホースの存在でもアイドルジョッキーでもなく、ましてやピントのずれたCMであろう筈はなく、こうした「大きな動き」がギャンブルを超えてニュースになることではないかと思ったりも。その意味では、アドマイヤムーンの購買も競馬ファンの間の話題の域を一歩も出ていないマイナーニュース。やっぱ馬から動く話題はディープクラスじゃないと厳しいですかね。