(メテオグローリー)ガッカリ……

 美浦トレセン在厩。帰厩後の1本目としては上々のタイムともいえる、坂路にて52秒台をマークしましたが、上がりで鼻出血を確認。開業医、トレセン診療所いずれも、肺出血を起因とするものであるとの診断が下ったことから、数日ほどトレセンにて経過を窺ったうえで、ミホ分場へ放牧に出ることになりました。
「鼻の裂傷ではなく、肺からくる出血ということで、慎重な管理が必要となります。帰厩後の初日ですから、当然のこと無理をさせたわけではないのですが…。脚元はスッキリとしており、復帰に向けての手ごたえを掴み始めていた矢先の出来事。休養が長引き、ようやく戻ってきた直後のアクシデントでもあり、非常に残念でなりません。能力の低下を引き起こすケースも多くみられる症状ゆえ、目下は安静にして様子を見守り、獣医師の見解や進言に耳を傾けるしかない状況です」(藤澤調教師)

 ああ、もう……(号泣)。よりによって……。これで2枚目のイエローカードかなあ。近日中にもう一枚貰うか、あと累積2枚でレッド(イエローカードは1試合2枚でレッドですが、試合をまたぐと2枚じゃないんですよ)。頑張って欲しいけど……悲しいです。

 肺出血は習慣性(再発性)のある病気で、鼻呼吸で酸素を取り入れる競走馬にとっては致命的な病気。今回の出血の程度は、現状では分かりません。軽度であれば、再発しないこともあるようですが、重度であれば、長期の休養を要する上、再発の度合いも高く、多くの馬が引退に追い込まれています。肺出血というと、皐月賞を制覇した後、菊花賞で惨敗したナリタタイシンが有名です。この馬の場合、そのあとに目黒記念勝ち、天皇賞(春)2着があるのですが、これは希有な例ですね。最近ではショウナンパントルもこれが慢性化して、結局阪神JFの後勝利することが出来ませんでした。

 とにかく続報待ち。なんとか無事戻ってこいよー。

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