うーん。全体的に「チェコ−アメリカの1枚落ち」という感じの試合で。フランスは、何というか慎重というか、初戦らしいというか、悪く言うとビビってる感じもあり。1トップは明らかにアンリが孤立するし。98年はウイングにアンリのような選手がいたから成立したところもある。やはりシセの故障が尾を引いているか。危うい場面は幾つかあったが、ディフェンスの仕上がりは02年以上と見える。
チェコとの違いは何と言っても連動性だろう。2人3人のコンビネーションはちょこちょこあるけど、それに連れて動く3人目4人目がいない。その分スイスのディフェンスがほぐれないし、セカンドチャンスは皆無に等しかった。
スイスは好チーム。堅守速攻がしっかり出来ているし、リスクを犯すタイミングも良い。が、やはりインパクトに欠ける。アメリカほどのいやらしさもない。
両チーム通じて気になるのが、いや審判の問題でもあるのだがカードを貰いすぎだ。どちらも、主力が欠場すると脆そうなだけに、サスペンションはコワイ。どうもコリアが漁夫の利を得そうな気配もある。
しかし今回のワールドカップは初戦からレベルが高い。90年〜(私がフルで見ているワールドカップ)では一番良い感じに始まってるのでは無かろうか。今後が大いに楽しみだ。
ただ、ジャッジにはあんまりナーバスになりすぎないで欲しいけどね。今日はちょっと…
仕事に障るので、好カード(ブラジル−クロアチア)は無念のスキップです。いずれじっくり見ます。