陣営の。

3日の阪神競馬ではスタートから積極的に押して先頭へ立ち、後続を引きつけてマイペースの逃げ。手ごたえよく4角を回ったが、直線半ばで勝ち馬に並ばれると一気に脚をなくして7着。「スタートで出していったとはいえ、すぐにペースは落ち着いたし、いい感じだと思っていたんだけど…。最終コーナーまでは手ごたえも良かったのですが、勝ち馬に並ばれてから余力がなくなってしまいました。敗因が分からないけれど、休み明けの分なのかもしれません」(小牧騎手)「以前馬を前に置かないでレースをしたときがダメだったということは話をしたのですが、今回は馬場が渋っていたし、馬のリズムを重視したほうがいいという判断で先手を取る競馬をしたとのことでした。確かにピースはリズムを崩さず、いかに気持ちを走るほうへ向けてあげられるかが重要な馬です。最終的にはジョッキーの判断に任せていますし、文句はありませんが、結果的にはあの形になったのが苦しくなってしまったのかもしれません。ジョッキーも持ったまま楽勝かと思っていたところ、横に馬が来るとサッパリになってしまったと言っていましたからね。レース後から上がってきたときの息が悪く、トモの硬さも見せています。前半から強いられた分、堪えている可能性が高いのでしょう。降級戦でしたし、ここは勝たなければいけないと思っていただけに、いい結果を出せなくて本当に申し訳ありません。今後の様子を見てからになりますが、何とか巻き返えせるように引き続き栗東で鍛えたいと思っています」(小島茂師)久々の実戦に加え、自分のリズムでレースができなかったせいか、最後は息切れした形になってしまいました。しかし、道中は楽な手ごたえでレースを引っ張っており、ここを叩いた次は確実に良くなってくるはずです。このあとは栗東トレセンに戻って馬体を確認し、問題なければ次走に向けて調整していく予定です。

 「まさか」の事態にフリーズしたり失望・絶望するのはファンや出資者には許されることですが、現場には許されません。逆に、そのような「逃避」をしない現場であれば、我々はがっかりしても立ち直ることが出来ます。

 次に期待します。

当ブログの一口馬主関連記事の一部はキャロットクラブさまより許可をいただき転載しております。記事の再引用、転載はご遠慮願います。