まさかの逃げ切り!

 ビンテージチャートも勝ちました〜。しかも逃げ切り! 驚いたなあ。今日も仕事カンヅメで、レースの詳細見られていないんですけど。

 後ろからの競馬の方が、距離のごまかしは利くわけで。キンカメ産駒距離不安説は、母父ストームキャットのこの馬がこういう競馬できたことで、ある程度払拭したと言っていいのかな?

 ともかく。嬉しいです。本当に久々の1週2勝。後ほど、レースの感想を追加します。

▼レース見ました。明らかに余裕残しだったデビュー戦から、−4キロと少し絞れ、叩いた効果もあり、出来は確実に前走以上。後はもう、距離が持つかどうかだけという雰囲気。

 デビュー戦と違い、平均以上のスタートを切ると、自然とハナへ立つ構え。まさかの競馬だが、この血統は何せスピード能力が高い。無理していることもないし、楽な流れ。1000m1分5秒の流れに落とす万全の展開。折り合いもばっちり。この時点で、ほぼ勝ちは見えた。3コーナーで少し後ろが詰まってくるとペースアップして対応。そのまま、馬体を合わせることなく直線へ。後続が先に追い出す中、坂下からゴーサイン。上り坂で一気に後ろを離すと、100mは楽な手応えでゴール。

 まあ、予想しなかった競馬でしたが、2200mと言う距離でこの時期の3歳馬。無理に競ってくる馬もおらず、楽な内容でした。坂下から使った脚は素晴らしいものがあり、前走、前の壁を交わしてから使った末脚と言い、この馬は、どの位置でも、折り合って溜めれば、最後に良い脚を使いますね。今後も、より速い馬がいれば前を譲ればいいですし、中団からも競馬できるでしょうし。良いことづくめ。足の使いどころが1カ所じゃない、ってのは展開次第で競馬が出来るということでもあり、今後もしっかり自分の能力分は走る馬に育ちそうです。

 その能力がある程度は確かなことが改めて立証された一方、やっぱり怖いのは足元です。もう、この馬に関しては「とにかく無事に」と祈るだけですね。今後、相手のレベルも、レースのタフさも上がる中、安心は出来ません。上原調教師、宜しくお願いします!

▼クラブコメント
8日の中山競馬では好スタートからそのまま逃げる形に。勝負どころから各馬が目掛けてくるが直線で突き放し優勝。「ゲートを出る前までは逃げるつもりはなかったのですが、一度使われていたことで前走より確実に行きっぷりが良くなっていたので、前から進めました。番手に控えようとも思ったのですが並ばれてから更に行く気を見せたので、ここで手綱を引っ張ることで馬と喧嘩しても仕方ないと思い、リズムを崩さない乗り方をしました。今日のような馬場もまったく気にならなかったし、距離も対応してくれて強い勝ち方でしたね。他馬に怯むような馬でもないし、どんな競馬でも大丈夫なはずです。この先も楽しみだし、またチャンスがあるのならばぜひ乗りたいです」(戸崎騎手)「引き続き鉄橋蹄鉄を履いて臨みましたが、こういう馬場は蹄が沈み込むので却えっていいと思っていました。性格からして引っ掛かる馬でもないので、どんな形でも大丈夫だろうと思っていました。スタートを決めてすぐ前につけて上手く運んでくれたし、ジョッキーの好判断でしたね。上積み感じてたし、その通りの結果を出せて内心ホッとしています。レース後の状態を見て問題なければ続戦していくつもりですが、脚元に弱さのある馬ですし、今後も油断せず気を引き締めて取り組んでいきたいですね。この春は何とかダービー出してあげられるようにしたいと目標を持っていきたいと思います」(上原師)この後はレース後の状態をしっかりと見た上で、問題ないようであれば続戦していく予定です。

 今後ですが、時期的に皐月賞は無いですし、ダービーへ向かうにしても、500万→トライアル→本番と中3週前後が強いられます。デビューから中1週で使ったことですし、ダービーを目指すなら、短期放牧からトライアル一発勝負。それを除外されたら、秋へ向けてじっくりで良いんじゃないかなと思ってます。健康第一で行きましょう。元気なら、いずれ重賞で楽しませてくれるハズです。

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