改めてとんでもない数字。

 今週の競馬ブックに、JBBA発表の供用予定種牡馬に関するデータが乗っていました。それで改めて実感したんですが、SS系の繁栄ってのは凄いですね。

  • ・供用種牡馬315頭(サラ系のみ)中、SS系75頭=23.8%
  • ・同、内国産種牡馬におけるSS系の比率=37.9%
  • ・06年生産頭数7655頭中、SS系産駒は2158頭=28.2%

 4頭に1頭以上、SS系の産駒です。「SS系は走る」と言っても、2158頭の中から選ぶわけで、上級条件(準OP以上)が100頭出たとしても4〜5%。極端な話、SS系に出資しても、SS系をPOGで選んでも、走る確率はそんなもんということです。更に母父SS系(SS315頭、フジキセキ103頭、DID91頭、バブル39頭、ジェニュイン12頭、タヤスツヨシ11頭、マーベラスサンデー10頭…)を入れたら約36%。「SS/母父SSを狙えばどうとでもなる」というのは明らかに間違いですね。勿論、他の血統より当たり含有率は高いのでしょうが、特に一口の場合、仕入れの面や馬体などで強化材料がないと当たりは引けなさそう。まあ、結局、馬選びは情報と相馬ってことですね。

 ちなみに、来るセレクトに上場される当歳327頭中、SS系/母父SSは174頭=脅威の53%。流石のセレクトセールです。

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