イロモネア4

 ウッチャンカニ(古くてつまんない方のブツブツ)が司会のこの番組も4回目。風化するかと思ったが参加者の入れ替えと引継も絶妙で良い感じ。「つまらない話」同様レギュラーになるとつまらなさそうなので、このくらいの間隔で。
 TIMはこの空間に合わせた生き様が身に付いてきた。普段通りで、かつマッチしている。客の質が悪くて気の毒。汎用的な笑いに対応できて、かつ独自のツボがある客じゃないとこの間客席は居たらダメだろう。そもそも以前から言っているがこの客層の男1:4女という比率はお笑いのジャッジとしては正反対。これで判定できるのはブームの寿命であって実力ではない。最低2:1。できれば3:1。

 ブラマヨは逆上してからの追い込みが素晴らしい。流石チャンプだ。最近はガラに合わない雛壇芸などを求められ存在消えつつあったが、やはりスポットさえ照らされれば格をいつでもみせられる。是非レギュラーで。

 バナナマンはもうここ出身って言って大丈夫だよw しかしテレビでは日村の顔芸が前に出過ぎて、コンビとしての面白さが認知されてないよなあ〜。

 友近姉さんは喋らないとどうにも厳しいので、60秒では良さが出づらい。勿体なや。

 インパルスは完全にここ向きの尺を持ってるので、強い。逆に最近長いコント全然面白くないからなぁ。それでも過去2回の成功は客に恵まれた感。彼らの笑いは嵌るか引くか両極だからね。

 ザ・たっちは何するかと思ったら意外と対応してきた。なんだこっちの方がオモロイやん。えらいこっちゃ。次回以降色々見てみたいものです。

 次課長もこのコーナーのスペシャリスト。サイレントで活きるネタを多数持ってる強みがある。ネタの入り完全に間違ったけど無理庫裡修正してくるのは凄い。本人達も言ってる通り計画性のあるネタより即興の方が面白い。というか計画通り行かずに追い詰まった河本の顔がオモロイ。

 小力はブームの申し子なので、バリエーション求められると底が無いしな。何で選んだの? というかバナナマンやTIMより小力で笑うような客層だとこの番組成立しないでしょ。いかん、いかんよ。まあ小力は頑張ったけど。完全に客に恵まれましたね。

 ハリセンボンは10年早い。ブームそのものに辟易だが、その為に女芸人の敷居が下がってるのが一番気にくわない。女芸人は男より才能あって努力しないと出てこれないぞ。この2人はこんなにいい顔持ってるのに(芸人的アドバンテージ)、工夫が足りぬ。特に近藤。同姓にジャッジさせるから、自分より不細工=笑いやすいと言う安易な逃げ場が存在するのだ。それはいかん。くどいようだがこいつらや小力に基準合わせた客ではこの番組の意義がない。ちゃんと選抜せよ。チャレンジ枠の後のまともな芸人が可哀想だ。

 その可哀想なタカアンドトシ。一番期待してた。前2組にグズグズにされた場を、フライングコントで持ち直したのは流石。全般に挙動不審だったけど実力は出せた感じ。良かった良かった。視聴者的にも安心です。

 たむけんは…まあブームとは違う世界の人なのでいいや。ひとりとどっちかなら許す。両方居るときついからね〜。でもたむけんは小力やハリセンボンより全然腕上だよ。それが分かんないお笑いファンなんて(以下略)

 竜ちゃんイラネ。どうせならこいつらハリセンボンの後に持って来いよな。

 残念な後半の流れのせいで尻すぼみになってしまいましたが、その辺反省して5やってください。

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