シャイニングヒル以外の3歳未勝利引退馬3頭のカテゴリを消去→引退馬に統合したので、ついでに3頭の思い出を手短に。
■シャノン
この馬は出資前後にも言っておりましたが、サウス3歳世代で一番期待した馬。父のグランドロッジGrand Rodgeには出資してみたいと思っていたので、飛びつきました。
デビュー前の牧場の動きは極上。これは当たりを引いたとほくそ笑んでいましたが、夏にはデビューできず、秋にも出来ず、冬を越して、漸く本州へ移動し、デビューは結局4月。しかも惨敗。その後、3着のレースもありましたが、総合的には何も出来ないまま引退した印象です。無論、馬の問題もありますが、今にして思えば森厩舎の悪いタイミングにがっちりぶつかった不運もありましたね。
余り出資馬の子には興味のない私ですが、この馬の幻影は少し追い続けたいかも。まあ、その頃にはサウス辞めてると思うので、再入会する価値があるかというハードル付きになりますが。
■デルフィーネ
この馬は能力高かったと思うんですが、2歳時から見せた体質の弱さが最後までネックになりました。それでもセンスの良い馬でしたし、デビュー戦もそこそこやれたので、まさか未勝利引退になるとは想像もしませんでしたけど。
今でも残念なのは、3戦目の休み明けを叩いて、キャリアで一番体調良さそうだった4戦目、武豊が乗って、先行力が武器のこの馬で追い込む競馬を試みて惨敗したことですね。アレで完全に馬のリズムがおかしくなりました。勿論、そのチャレンジは否定できない面もありますが。結果論ですが。
石坂厩舎にはまたダートの星を目指せる馬で再挑戦したいと思います。
■ミネラロジスト
上記2頭は色々不満もあったとは言え、トータル的には「自分の選択ミスだった」という反省に帰結できるんですけど、ミネラロジストを巡るクラブと陣営の判断には未だに納得がいっていません。
明らかに晩成傾向の馬を、デビューがあんなに遅れたのに(3歳8月)、しかも数少ないレースの中で素質を示したのに、500万で見切るためのレースをさせておいて抹消という判断は納得行きようがありません。友道厩舎へリベンジをしようという気は消えましたし、「こういうクラブなんだな」という判断基準と共に、「キャロットはあんまり本気で入れ込むまい」という、私の温度を低く保つきっかけにもなっています。勿論、現1・2世代含め、今後も長く出資し続けたいクラブですけど、常に片隅には「いつ見捨てられても良い」ように備えはしておかねば、と。まあ、セカンド・サードクラブ以上にはならないだろうって事ですね。
園田では2→2→1と言う成績を収めているミネラロジスト。今後も応援したいです。