頑張った。

コンダクトレスは新潟牝馬Sへ出走、9着でした。

馬場に苦しむところもあったようですが、基本的には力負けですね。勝ち馬は別格としても2~4着馬も流石のOP馬の走り。5着以下とは僅差でしたが、最後あそこでぐいっと粘れないのも「格の差」というものでしょう。

それでも、満足のいく格上挑戦でしたし、残りの引退までの時間、レースを何回使うかは分かりませんが、充実した、厩舎の皆さんにとって悔いの残らない半年弱になれば良いなと思います。

24日の新潟競馬ではまずまずのスタートを切り、まわりの動向を見ながら好位につける。タフな馬場状態のなか何とか好位をキープしながら直線へ向いたが、最後まで粘るものの苦しくなり9着。「早めの現地入りがいい方に働いてくれたように思え、いつもは10キロほど減らしてしまいますけれど、前走からマイナス2キロの馬体重で送り出すことができ、担当者も曳いているときの感触が良く思えたように、いい状態で臨むことができたように思います。しかし、この天候と馬場に泣かされましたね…。ジョッキーは乗っている感じではそこまでヘタには思わなかったそうですが、レースを終えて一緒にVTRを見直すと、“やはり馬場ですね”と言っていました。バランスがいいから崩れないけれど進まないという走りでしたから、やはり今日の馬場が良くなかったという結論に至りました。ただ、それも含めて力負けです。やれることをやってここに挑戦させてもらったので、良い馬場で走らせてあげられればどうだったのかなと思うと残念でなりませんが、いい出来で送り出せたことは何よりでしたし、このチャレンジで夢を見させてもらいました。この後は現実に戻り、自己条件に戻ってどれだけ頑張れるか。来年の春までは残された期間になります。もし今の実績でもお母さんになれるという縁談がまとまるのであれば早めにあがることも決して悪いことではないと思いますが、現役を続ける間は自己条件でもやれるということを示すことができるように、コンダクトレスやスタッフとともにしっかりとやっていければと思っています」(小島師)木曜日に現地入りしましたが、輸送を無事にこなすことができ、レース当日も体を減らしすぎることなく臨むことができましたし、悪くない状態にあったように思います。格上挑戦とあってそう簡単ではないことは承知していましたが、さすがに勝ち馬には格の違いを見せられたような格好になりました。それでも道悪馬場のなかで最後まで懸命に走る姿を見せてくれましたし、このチャレンジはいいものだったのではないかと思っています。今後についてはいったん美浦に戻り、ダメージ具合をよく観察したうえでどうしていくか判断していきます。

 

 

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