9年。

今週はコンダクトレスが新設・新潟牝馬Sへ出走。

ピースエンブレムが重賞を意識しつつ、震災の影響もあったりでコンディションを崩して、最後は不完全燃焼気味に引退してから9年。漸くコジシゲ厩舎の馬でOPの舞台へ戻ってきました。格上挑戦なので大きなことは言えませんが、「バリバリ」が付くOP馬は片手で足りる面子。少しは色気を持って観戦出来そうです。何よりこの厩舎が集大成という一戦。引退までで考えると自己条件も含めあと2・3戦はあるでしょうが、私もこの馬のピークというつもりで、馬券や配当云々を抜きに、純粋に楽しませて貰います。

しかし今週のコメントは本当に凄いな。

 

21日は美浦坂路で追い切りました(53秒8-39秒6-26秒2-13秒1)。22日は軽めの調整を行いました。「先週の追い切りはウッドチップコースで行い、反動がないかどうかを慎重に確認していました。指摘されたことからその箇所がちょっと硬くなっているように思えなくもないですが、当初見られたシコリのようなものはなくなっています。また、改めて獣医さんに診てもらっても大丈夫と言ってもらえたので心配ないだろうと捉えて、予定通り週末、終いにギュッと動かしてギアを変えさせるようなイメージで動かしてあります。当該週は輸送がありますし、先週やれたことから強い負荷を求める必要はないと判断し、また脚元のことも考慮して安全策で坂路追いを行いました。ほぼ馬なりで、最後だけ少しじわっと大きめに動かした程度で終えることができていますよ。普段の調教から感じが良く、今回坂路2本の調教をトータルで4回ほどやれました。以前はそれを課していくと疲弊していきそうな感覚があったものの、今回はそうならず対応してくれていますし、追い切りも加減せずにやれました。それでいて、疲労感を残さずに競馬へ向かえそうなので楽しみです。あとは苦手な輸送と環境の変化をどう克服するかがポイントになると思い、いろいろと考えた結果、今日現地入りすることにしました。早めに不慣れな環境へ入れることでふなゆすりの頻度が増えたり、カイバを食べなくなる恐れもあることからある意味ギャンブルではありますが、早めに入っていれば到着後にもう一度疲労回復の治療ができること、日曜日の競馬を予定している馬と一緒に現地入りできるという利点を踏まえて、そのプランで行くことにしました。昨日の午後に疲労回復剤を入れてもらい、獣医さんにチェックもしてもらったところ状態面を褒めてもらえました。歩きもいい感じでしたし、やれることをやれたという感触があります。なんだかG1に臨むときのような意気込みになってしまいますが(笑)、それくらい気持ちを込めてきたつもりです。担当者も“集大成です”なんて言ったりもしていますからね。大きなことは言えませんし、チャンスがあるならこの後もトライしていくことでしょうが、目標にしてきた今回のこのレースに良い感じで臨めそうなのは何よりです。現地に入っても落ち着きを保ち、少しでもいい状態で向かっていいレースをさせてあげられればと思っています」(小島師)24日の新潟競馬(新潟牝馬S・牝馬限定・芝2200m)に岩田望騎手で出走いたします。

 

当ブログの一口馬主関連記事の一部はキャロットクラブさまより許可をいただき転載しております。記事の再引用、転載はご遠慮願います。