マンネリと安心と。

さまXさまが終わるそうで。最近の放送見てると「そりゃそうだよなー」と思います。第7世代云々とか関係なく、コンテンツとしての質の問題で。トークの内容は大体同じ、ゲームコーナーも大体同じ。極めつけはコロナ期以降の企画の薄さと楽屋感。ずっと円盤特典見させられている感じで。結構なファンであるつもりの自分でもしんどいので、一般視聴者はもううんざりしてたのでは無いかと。何より、本人達がうんざりしてたんじゃないかな。

 

長く続くコンテンツには一種のマンネリ感が必要で、それが安心感にもなるんだけど、その中にも変化や刺激が無いと本当のマンネリになるし、何より本人達が新しいことを定期的にやりたいという意識がないときつい。彼らのファン(というかアイドル視する信者)って、ずっと彼らに同じ位置にいて欲しい、というような傾向が強いのかな、とよく感じるんだけど、そこに演者や関係者が浸っちゃうとやっぱり停滞感が強くなる。居心地が良い空間で作られたモノが見て楽しいことはごく稀で。あー楽しい、が、あー心地良いになった瞬間から、コンテンツは終焉へゆっくり歩を進めて行くんだと思います。

 

あと彼らの場合やっぱり、後輩と接した時に愛情溢れるバナナマンやサンド、有吉あたりと比べて、俄然雑というか、「汚い」部分が見えてしまうのも辛いんですよね。愛情はあるんだろうけど、そこの笑いや微笑ましさより嫌な気分になることの方が多いというか。うちさまは内村という最強のバランサーがいてそれがちゃんと笑いに昇華されたりカモフラージュされるけど、彼らだけだとしんどい。あんなに面白かったトゥルルもマイナーチェンジに失敗しちゃった感じで終わっていったし、神~式~ホリ~マル~ネリのラインはちょっと別格だったけど、あれもワンクールの無茶、というところと10年前のエネルギーあってこそ。今同じような番組は難しいだろうし。

 

結局、TVにおいて自分が好きなさまぁ~ずは「やる側」と「やらされる側」の境界線にいた彼らだったのかなと思います。内Pだけではなく、神ラインとか。唯一楽しみに見る現状のコンテンツが、ゲストがやりたいことを持ってくるという体裁を保っているうちさま、というのも納得(勿論その分ゲストによってきつい回も多いけど。東とか大木とかウドとか出川とかつぶやきとか)。あとはアイドル視するファン向けのトークオンリー番組と、神ラインみたいな企画やる番組をアマプラでやってくれればいいかな。

 

というわけで私が言いたいのはそんな終わるべきものが当然終わるという後ろ向きな話ではなく、TVスターとしてのさまぁ~ずへの期待感は乏しくなった私が見てもちゃんと楽しいYoutubeチャンネルは内Pや神ラインが好きな人は是非見て欲しいです。なんとなくげりらっぱ的な雰囲気漂い今後に期待大です。後輩との絡みも嫌な感じしないし、ちょっとだけ、さまぁ~ずはこのままで良いと思ってないんだな、と私は安心出来ました。これもマンネリ化せず続くと良いなー。

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