距離という。

5日の福島競馬ではスタート後にすんなりとハナへ立つ。リードを保って直線へ向かい、そのまま押し切りを図るも最後は後続に飲み込まれて9着。「道中はこの馬の形でスムーズに進めることができていましたし、途中までは押し切れるかなと思って見ていたのですが、このクラスではそう簡単にはいきませんね。残念ながら最後の最後に交わされてしまいました。帰厩してからトレセンでスクミが出たりすることもありましたし、おそらくその影響もあったのかもしれません。ただ、スピードが通用することが分かったのは収穫でしたから、また次走で巻き返せるようにしたいです。休み明けを使った後ですし、まずはトレセンで馬の状態をしっかりと確認していきます」(鮫島師)おおよそ半年ぶりの実戦が昇級初戦と、決して楽な条件ではありませんでしたが、直線に入ってからも懸命な粘りを見せて見どころは十分でした。使った上積みもあると思いますが、トレセンに帰厩してからスクミを見せたりしていましたから、まずはしっかりと状態を確認したうえで今後のプランを検討してくことになります。

 

休み明けの分もあるかもしれませんが、基本的に1150ですら若干長い印象ですね。あの卓抜したスタートダッシュと行き脚。適正条件であれば明らかにこのクラスでも上位、なんならOP級と思われますが、とにかく、条件が狭すぎる。

この後、陣営が千直を目指す判断をしてくれたら嬉しいですし、或いは開催遅くなる小倉のダート1000とかでも良いと思いますが、2勝クラス上の1000m条件は芝ダート問わず稀少ですし、3勝クラスになればなおさら。いずれ使えるレースが無くなってくるのは確かですし、1200とか使って浪費するのであれば、地方に出てスピードで圧倒するのもありかと思いますよ。さて。

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