まあ、結果オーライで。

20日の中山競馬では6着。「ゲートをしっかりと出てくれましたし、最内枠でもあったので下手に控えず好位につけました。斜め前には勝ち馬がいて、その馬が抜け出せば進路開くと踏んでいましたし、実際にその狙いの形に持っていくことはできたんです。道中の手応えやリズムからはもっと脚を使ってくれると感じていたものの、追い出してからの反応がもうひとつで…。勝った馬は別にしても、逃げ馬は交わせると思っていただけに首を捻ってしまいます。せっかくいい馬でチャンスをいただいたのに、いい結果を出せず申し訳ありませんでした」(内田騎手)

 止まりましたね。少し前目の競馬ではありましたが2着以内が至上命題でファンディーナがあの位置にいる以上あれより後ろはあり得ないし、良い騎乗だったと思いますよ。4ターンが堪えたか、輸送か、距離か。まあ、全部かな。結果論だけど、この時期に関東遠征させるメリットは何も無かったですね。

 ここは戦前〜パドックの雰囲気からも4ターン+距離延長克服しておかしくないと期待したので残念な結果ではありますが、結果として、記念出走以上にはなり得なかった桜花賞へのロープが切れ、1800の距離も足しになる要素がなさそうということで、本来の主戦場であろう1400へ向け地に足が付くレースになって良かったんじゃないでしょうか。左回りの方が結果出てることもありますし、夏競馬まで適鞍見当たらないし(連闘で橘はないよなあ)、NHKマイルにも登録はして欲しいところ。再三言いますが、桜花賞の8着以内よりここで5着以内の方がずっとハードル低いでしょう。

 2連勝したときは周囲の空気が非常に悪かったけど、その後負ける度にノイズがそぎ落とされてきて、磨りガラス越しに見ているような感覚だったこの馬にも漸く気持ちが通ってきました。クラシックって夢ではありますが、一方でやっぱ魔物というか、人間の汚い部分も増幅してさらけ出しますよね。安馬がここまで頑張ってきてるんだから、讃えるべき実績。勿論、先週の適鞍を棒に振ったり、不満はありますけど。総合的には、出資時・デビュー地の期待度を考えたら天井近くの場所に居ますよ、この馬。偉い子偉い子。今日、初めて、出資して良かったと声に出して言いたいです。今までゴメンよ。

 しかし内容もコメントも先週のサフィロスそっくりで。なんか今の自分の流れを感じてしまいますなあ…。いっそこのまま2歳デビューまで未勝利で行っちゃいますか、アハハハ(笑えない)。

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