おや、調教のようすが…

15日は栗東CWコースで追い切りました。「今朝はCWコースで3頭併せを行いました。単走だと少しフワッとするところがあるので、今日は前に目標となる馬を置いて追い切ったのですが、最後までしっかりと伸びて先着を果たしてくれましたし、いい追い切りができたと思います。カイバ食いも良好で昨日の時点では馬体重も446キロ。体つきなどを見てもだいぶ逞しくなってきた印象がありますね。初の中山への輸送や月曜競馬など決して不安材料がないわけではないのですが、この馬だって去年と比べて成長してくれていますし、今年の初戦で何とかいい結果を出したいところですね」(松下師)20日の中山競馬(フラワーC・牝馬限定・芝1800m)に内田騎手で出走を予定しています。

 1600では一流に到底敵わないことがほぼハッキリ見えたこの馬。ではどこで一発空けるかと言えばメンバーが手薄になったトライアル、しかも非根幹距離に尽きるだろうというのが、昨年秋から変わらぬ見立て。メインターゲットはフィリーズレビューでしたが、まさかの同厩馬が快勝でギリギリ歯を噛みしめるはめに。

 ベストは1400だろうというのもデビュー前後からの変わらぬ見立て。それでも、1600よりは1800の方がマシだと思うんですよね。4コーナーコースも本格派ではない小器用さが売り(?)のこの馬には、ベスト条件とは言えないものの、他馬よりマイナスが少ないという相対的要因で向きそう。

 なにより今週の追い切りです。過去2度の重賞追い切りを見て、全くスケールを感じなかったのですが、今回は何か実のある内容だった気がします。初めて、出資馬とか関係なく、この馬の馬券買って良いな、と思える内容でした。輸送の不安はありますが、一発あってもおかしくない。1月前に戻して、トライアル仕様と言うよりは勝負レース仕上げ。

 まあ、相手は強いんですけどね。ファンディーナはちょっとモノが違う感じですし、ハナレイムーンもクイーンCの内容を見ると、ここでは上位。中山1800ベストそうなデアレガーロ。モリトシラユリも前走より確実に前進してきそう。桜花賞、ということを考えると、ここで2着入らない限り賞金で除外されそうな情勢ですが、正直、桜花賞は記念出走になるでしょうし、ここに全力投球のつもりで応援します。なあに、負けたらマイルカップ行けば良いじゃない。桜花賞と違って、掲示板のチャンスは少なくない気がするよ。

 今年初重賞出走。しっかり楽しみます。

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