楽しみをつなぐ

8/31  大竹厩舎
31日は美浦南Wコースで追い切りました(51秒5−36秒7−12秒7)。「この中間も体調を崩すようなことはなく順調に調整を行えています。体のほうはいくらか絞れて今週で507キロ。前走からプラス19キロですが、前走が前々走より10キロ減っていたので、実質プラス10キロもない状況ではありますね。ちょっと厚みはありますから適度に動かして少しでも状態を上げられるように調整をしていたわけですが、今朝の追い切りの動きを見るとまずまずと思えるものでした。ウッドチップコースで併せて追い切ったものの、今週の競馬へ向かう分には問題ないと思います。ただ、問題はジョッキーでした。この馬の癖もわかっていて手もあっている丸田が騎乗停止で乗れなくなってしまったんですよね…。丸山は札幌で乗れませんから誰にしようか迷ったのですが、最終的に大野にお願いをすることにしました。ポジションが大事な馬ですが、それは絶対前とかそういうことよりも、馬添いに少し難しさがある馬なので揉まれないポジションを取れるかどうかということが大事になるのかなと思うんです。極端な話、手綱をぷらんとさせてもいいからできるだけストレスが少ない状況下で走らせてスムーズに進み、この馬の良さを活かすことができればと思うんです。過去の傾向から右回りより左回りがベターと思われますし、ここが最後のチャンスと言っても過言ではないので、何とか良い結果を出してくれればと思っています」(大竹師)9月3日の新潟競馬(3歳未勝利・芝1600m)に大野騎手で出走を予定しています。

 丸田君の騎乗停止を受け、最悪の展開はもちろん案山子括り付けて無駄なラストラン、というストーリーでしたが、それは回避。ベストはナベヒロでしたが、大野君ももちろん悪くありません。能力的には足りてもおかしくないですが、臨戦過程含め状況的には極めて逆境かつ背水。その中で、ちょっとした運を引き寄せたことで、なんとか先に楽しみをつないでくれればと思います。3着はありそうなメンバーだけどね…。

 それにしても結構久々の出走。この前は交流のティンバレス、その前はディーパワンサの中京。すっかり月1・2走ペース。主力がこぞって休養・療養中とはいえ流石に寂しいので、現役馬にも頑張ってもらいつつ、頭数補充していかないとな。

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