名前決まった。

 2歳馬の名前決まりました。

  • ボルボレッタの14
  • シュメッターリングSchmetterling
  • 蝶。華々しく羽ばたくような活躍を祈って。母名より連想(独語)

 先にネタバラシ?しておきますと、今年は私、不採用でした。忙しくてボルボレッタしか送れなかった(思いつかなかった)のですが、まあまあ自信あったんだけど。ま、名付けは一口の楽しみの1つでもあるので、私のような零細出資者が3年連続は贅沢に過ぎますな。

 で、決定後にいつも引き合いに出す「幸運馬名」のエントリ。流石に古くなったので最新版にしてみました(そろそろ馬名決まる頃合いかと思い、書きためてた)。サウス馬とか今更調べるの億劫なので、キャロのみで(東サラは冠無し2頭しか出資してませんしー)。まずは50音別から。数字は全てDBの全手当込みです。最近、本賞金のみよりこっちの方が実体が見えるので、好きです。

50音 頭数 勝上り 勝数 総賞金 1頭あたり
ア行 5 4 10 24546 4909
カ行 2 1 1 1278 639
サ行 2 1 2 6120 3060
タ行 2 1 3 5057 2529
ナ行 0 0 0 0 0
ハ行 5 4 18 65006 13001
マ行 4 2 3 7416 1854
ヤ行 1 1 1 2372 2372
ラ行 4 3 9 15252 3813
ワ行 1 0 0 443 443

 以前の調査時に「カ〜ナ行の馬がほとんどいない上に活躍もしない。普通こんな偏りますかね?」みたいなことを書きました。その後、サフィロス、ティンバレスでうっすら巻き返しましたが、相変わらずアとハが良いです。アハ体験! ラも良いな。ラ・アハ体験! 戯れ言はさておき。キャロのmy稼ぎ頭5頭(ハープスター、アンヴァルト、フレデフォート、ビンテージチャート、エルマンボ)が全てアハ馬、というのは私にとっては偶然じゃない気もします。アハラ以外で一番稼いでる馬、マージービートですからね。今後に期待されるレイズアスピリット、レプランシュがラ。今年の2頭はサとタなので、サフィロス、ティンバレスには頑張って欲しいところですね。

 続いて、文字数。

文字数 頭数 勝上り 勝数 総賞金 1頭あたり
2文字 0 0 0 0 0
3文字 0 0 0 0 0
4文字 0 0 0 0 0
5文字 4 3 7 14104 3526
6文字 6 4 14 56844 9474
7文字 4 3 7 18162 4541
8文字 9 4 10 20181 2242
9文字 3 3 9 18202 6067

 2〜4文字が少ない、というのは、下で述べますが、キャロ馬が血統とゆかりの無い馬名はまず採用されることは無い、というのも影響しているかと。血統にリンクさせつつ、4文字以下に納める、なんて芸当、至難です。4文字以下で採用されたらキャロ会員的には超カッコイイ…とか言いつつ、歴代キャロ活躍馬に4文字以下はいないんですが。カッコイイ、って言うより、鬼門だな。ナイスチャレンジ!

 さておき。ハープ擁する6文字が優位の数値ですが、勝ち上がり率は2/3で微妙。ただ勝った馬は全て準OP以上(ハープ、アンヴァルト、ティンバレスレプランシュ)ってことで、やっぱり優秀。9文字はビンテージチャートとレイズアスピリットの上原勢の頑張り。そうやって見ていくと、打率、長打率共に振るわない8文字が目立ちます。そういや、過去2世代だけ勝ち上がりゼロの世代あったのですが、なんと全馬8文字でしたー。きりた、8文字鬼門です! 逃げてー! 今年はどっちも8文字じゃ無いよ。やったね!

 次に言語別。

言語 頭数 勝上り 勝数 総賞金 1頭あたり
日本語 1 1 1 2372 2372
英語  20 12 34 97066 4853
独語  2 1 4 11602 5801
仏語  1 1 2 3622 3622
西語  1 1 4 7929 7929
希語  1 1 2 4900 4900
その他 0 0 0 0 0

 英語が圧倒的に多く、かつハープスターを擁していますが、それにしては平凡な数字…というより、この勝ち上がり率はヤバイ。キャロの採用馬名と言えば英語、ですが、きりた界隈ではベストとは言えないかも? というか、あれです、英語以外の馬、頑張ってるな。唯一未勝利だったデルフィーネ(独語)は「母の父名から女性風にして」とか、「シャラン鴨のテリーヌ〜プロヴァンスの風を添えて〜」みたいな小賢s…ゲフン、おされ手法が使われているので、私的には見なかったことにしたいです。そんなわけで良い感じだぞ非英語馬名。今年は2頭共だぞ、非英語馬名。

 ただ一方で、非英語馬名はそのサフィロスと良い、アンヴァルトと良い、エルマンボと良い、喜び半分ストレス半分(一部馬ストレス9割)な馬生が目立ちます。レプランシュがそこを突き抜け、秋にはサフィロスが元気に復活してくれることを願います。

 ラスト、馬名の法則。

分類 頭数 勝上り 勝数 総賞金 1頭あたり
一単語      8 5 12 33454 4182
複単語      18 12 33 94037 5224
母名引用・連想  19 13 30 65210 3432
父名引用・連想  6 4 13 27216 4536
その他引用・連想 6 4 17 62912 10485
地名由来     3 3 7 16259 5420
無関係      0 0 0 0 0

 先ほど言いました「キャロは由来の無い馬名はまず採用されない」。自分的にはもう100%の法則で。勿論、無関係の所からでも優れた名前は出てきますが、ことキャロにおいては「複数応募のあった名前も優遇されやすい」こともあり、非常に狭き門になっています。本当は、そんなの関係なく、響きやかっこよさ優先で良いんじゃ無いかとも思うんですけどね。関連性を付けたい、でもダイレクトな名前はほとんど取られてる…となって捻りすぎた拗らせ馬名や、響きの悪い名前になるより、その方が出資者としては良いですけどね。

 法則に話を戻して。あまりここには大きな違いが見られませんが(その他はハープ力なので)、地名由来の3頭は全部私が採用された馬なんですよね。逆に、採用されなかった馬で地名由来がいない。毎年、少なくない数が所属馬に採用されているので、ちょっと意外でした。


 まあ、そんなところで。改めて今年の2歳馬を。

シュメッターリング(サ行○/9文字◎/独語◎/母連想○)
ディーパワンサ(タ行○/7文字○/パーリ語◎/母連想○)

 という感じで、最高! ではないけどまぁ、及第点(あくまで純粋な馬名として、の話では無く、きりたの縁起的な話です、採用者様あしからず)。特にポロンナルワの方は、この単語聞いて真っ先に(?)良い名前として思いつくランカティラカが兄に取られてますからね。準ずる名前が思いつかずスルーしたのですが、この素敵な馬名にはとても満足です。命名者様ありがとう! シュメッターリングの方は、血統的にドイツ色がないので(というかバッキバキのアメリカン血統にドイツ語か…)今の所、申し訳ないですが全然しっくり来ていませんが、こちらは応募した上で負けたので文句なし。走り出せばぐんぐん格好良くなりそうな名前なので、楽しみに応援していきます。

 ちなみに私が応募したのはこんな名前でした。

  • 希望馬名: シャマール
  • 馬名綴り: Shamal
  • 言語国名: アラビア語
  • 意味由来: 砂嵐の意。父・母父から連想。父の辿り着けなかったドバイの地で名を馳せて欲しいとの願いを込めて。

 クロフネ×ウォーエン×サンデーという血統から素直に想像するのは砂のレース、そしてドバイ。砂嵐はアラブ地域で色んな呼び名があるんですが、ペルシャ湾岸一帯ではシャマールと呼ぶんだそう(エジプトだとカムシーン、イタリアだとシロッコ)。よく、ドバイ中継の時にレポーターさんが砂嵐の話をしていたのが印象的でした。嵐と共に、あの競馬場へ参戦する姿を思い浮かべたりしました。2番子に「ソラヤ」って名前を付ける、まで妄想しました(ソラヤは季節2番目のシャマールの呼び名で、プレアデス星団=昴(すばる)のアラビア名でもある)。結構気に入ってたので残念! まあ、気候現象と言うより天災に近いところもありますし、活躍の舞台を狭める(?)ような名前は良くなかったかもですな。来年も頑張ろうー。

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