2015年はじまれ。

 今週は2頭。いよいよエースのハープスターが復帰。ここで2015年初勝利、と行きたいところですが、古馬相手のG2、前有利の京都、あんまり楽観は出来ない感じです。まずはヨゾラ。

11日は栗東坂路で追い切りました(54秒9−40秒0−26秒5−13秒1)。12日は軽めの調整を行いました。「先週の木曜日に無事帰厩しています。前走後は少し疲れた様子を見せていたのですが、牧場でじっくりとケアをしてもらったおかげで、もう体調もすっかり良くなって、いい状態で戻ってきてくれました。昨日、早速坂路に入れて併せて追い切ったのですが、1馬身追走から最後は相手を3馬身ほど突き放すなど、いきなりから動いてくれましたよ。仕上がりにそう手間取るタイプでもありませんし、今週の小倉競馬へ向いたいと思います。間隔が開いているので馬体には若干余裕があるものの、プールも併用して調整していますし、輸送もあるので絞れてくるでしょう。決して器用なタイプではないだけに、スタートを決めて好位で立ち回りたいですね」(森田師)15日の小倉競馬(4歳上500万下・ダ1000m)に菱田騎手で出走いたします。

 10日競馬では機能しないタイプで、ここも期待できませんが、ダート1000で新味が出れば…まあ、前走の芝レースを受けて、ほぼ現役勝利は諦めているので、後はおまけのつもりで軽く応援していきます。さてハープスター

11日は栗東CWコースで追い切りました。「今朝はCWコースで単走の追い切りを行いました。85秒ぐらいでいいと思っていましたが、長めから行って6ハロンは83秒ぐらい。ちょっと速かったけど、終いしっかりやってラスト1ハロンは12秒3といい伸びでしたし、道中気分良さそうに走っていたし、いい動きでしたよ。上がってきた時もケロッとしていて、雰囲気も良かったと思います。馬体はひと回り大きくなったように見えるけれど、以前の放牧明けの時のように腹回りばかり太くなっているのではなく、全体的に締まりがあっていい体つき。ちょうどいい仕上がりで臨めそうです」(松田博師)15日の京都競馬(京都記念・芝2200m)に川田騎手で出走を予定しています。

 追い切りは良い感じでしたね。冬場が向くとは思っていませんが、しがらきからトレセンに来て調教積んで垢抜けてくる感じは昨年のチューリップ賞と同じ。少なくとも一昨年の阪神JF、昨年のJCよりは良い出来に思えます。勿論7分仕上げではありますが、それでも格好付くんじゃないでしょうか。トライアルとしての自分の競馬は出来そうです。ただ勝てるかどうかとなると、直線向いたときの前との差が全てだと思うので、川田君は武キズナに惑わされず、前を捕まえる意識で乗って欲しいところです。中団から競馬できれば、勝っても負けてもドバイへ繋がると思うのですが。早めに動いてキズナに差されたら相手を讃えましょう。仮にキズナより後ろから行って負けたら…。

 某所でマツパク先生が「(2つめの)G1なんか勝手に獲ってくる」なんて言ってましたが、大多数の人が並のG1馬ではないと認めるこの馬が1つしか冠持っていないことはしっかり事実として踏まえて欲しいところ。キズナもG1一度しか勝っていませんし、どうか2頭のファンが今後も夢を見られるような競馬と、その陣営でいて欲しいところですな。

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