千載一遇のチャンス!…だったあ〜

 アンヴァルトは中山10R、サンライズSに出走。2着でした。

 好スタートから前を主張し、外から来た行きたい馬を前にやって4・5番手。4コーナーもインから押っつけ気味に進んで離されずに付いていき、直線は狭いところを割ってぐいっと伸び、たたき合いを制したところを外から一気に飲み込まれてしまいました。


 文句なしの競馬ですね。勿論1200になってやりやすかった面もありますが、溜めて溜めても押っつけ通しでも直線の脚は大差ない馬。むしろ道中気を抜かせない方がエネルギー持続して直線勝負できる。それが溜めどころ必要な1400mで好走しきれない要因なわけですが。こういう馬の特徴を、厩舎サイドはまったく把握してないか、少なくとも騎手には指示として共有してないからね…。今日は先入観無く自分の仕事する外人騎手で良かった。


 8歳になってもこのクラス上位の力を示してくれて嬉しいですが、そもそもこのレース自体が事故としか言いようがない選択。そういう意味では千載一遇のチャンスでしたね。普通に次は1400でしょう。昇級してから4流騎手が乗った1戦以外、1200以下では全部勝負に参加してるんだけどね…。でも良かった。次の奇跡までぐっと我慢するエネルギーは貰えましたよ。諦めの境地にもちょっと味わいが増しました。

5日中山競馬では2着。「道中はリラックスしながらも前向きさがあって楽にいい位置に付けることができていましたし、勝負どころでの手応えからも直線が楽しみになるほどでした。実際にいい脚を使って前との差を詰めて来たのですが、なかなか前が空かずにちょっと追い出しのタイミングがもうひとつになってしまいました。あそこをスムーズに捌けていたらと思うと悔しいですし、勝ちきれず申し訳ありません」(ベリー騎手)

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