よく頑張りました。

 ハープスタージャパンカップに出走、5着でした。

 パドックでは少し寂しくも見えたけど、返し馬の雰囲気は良好。レースはゲート出てから押っつけつつ中団後方の位置取り。ポジションは理想的だったけど楽に動いてる感じはなく、リラックスして追い上げ体勢に入りかけたところで下がってきたトレーディングレザーと接触。何とか事なきを得て直線は外へ。ジリジリと追い上げたものの前との差は余り詰まらず、ジェンティルを交わす直前でゴール。抜けた勝ち馬は別格(流石スミヨンだねー)として、2〜4着は接触無ければ…という惜しい着差。


 なんというか。勿論馬場が余り向かなかったという部分や、冬の競馬はやっぱり本質的に合っていないんだろう、という部分もありつつ、オークスの落鉄に続いてのトラブルは残念。一方で、オークスも今回も一歩間違えば致命的な故障になりかけたところを回避できたのは良かった。先に繋がる形で(恐らく)無事に帰ってきたことを前向きに捉えたいです。


 2400という距離の適性はやっぱり依然視界が明るくなるものではありませんが、オークス凱旋門よりは「今後も走れるかな」という目処はぼんやりと立った気がします。少なくともその2戦よりは「距離が短ければ」と感じる競馬ではありませんでした。でもドバイ行くならシーマじゃなくてDFがいいですね。そこからヴィクトリアかな。勿論、接触のダメージや遠征から蓄積した疲労なんかがちゃんと抜けたらの話ですが。抜けなければ香港か宝塚あたり目標で良いんじゃないですかね。秋は天皇賞を大目標に香港行って欲しい。


 2歳に続き、3歳の最優秀牝馬も獲得なりませんでしたが、古馬になっても頑張って。今年一年、本当に今までと違う景色を見せてくれてありがとう。今後も無事に過ごしてください。

30日の東京競馬では5着。「スタート後はさすがに馬なりで進んでいくことはなかったのである程度は促して行ったのですが、馬自身は『何が?』とまったく意に介してない感じで良くてもあのくらいの位置からになりました。道中はそのままリズム良く運べていたのですが、最後のコーナーで故障した馬が急に下がって来て接触してしまい、その拍子に躓いてしまいました。急なタイミングで避けるのに精一杯ではあったのですが、そうは言ってもできるだけ馬の負担にならないようにとはこちらも対応したものの、やはり影響が大きくて躓いた瞬間に溜まっていた手応えが一気になくなってしまいました。その後の走りが乱れるようなことはなかったので何とか盛り返そうとしたものの、このメンバー相手に最後まで差を詰めて来ようとするあたりは、やはりこの馬の力があってこそのものです。上がりの歩様なども問題はなかったと思いますが、今日はやはり不利を受けてしまったことがすべてですし、この馬本来の走りをさせてあげられず大変申し訳ありません」(川田騎手)

当ブログの一口馬主関連記事の一部はキャロットクラブさまより許可をいただき転載しております。記事の再引用、転載はご遠慮願います。