どう出るかな。

26日は軽めの調整を行いました。27日は栗東CWコースで追い切りました。「今週は火曜日が全休日だったので、追い切りは今朝CWコースで行いました。昨日は朝からけっこう雨が降っていて馬場も良くなかったから、1日延びてかえって良かったかもしれませんね。併せた相手が思ったより動いたというのもあるし、ハープはいつも後ろから追走して直線で捕まえるという追い切りをしているから、ずっと体を並べる形で逆にフワフワしたところもあったようですが、いい負荷をかけられてよかったと思いますよ。冬毛が出て見栄えはしないけれど、まあ去年もそうだったし、体つき自体は太目もなくいい感じ。落ち着きがあるのもプラスだと思います」(松田博師)30日の東京競馬(ジャパンC・芝2400m)に川田騎手で出走いたします。

 無事最終追い切りを終えて出走確定しました。

 追い切りはこれまでと違い、並ぶ形でやったようですね。相手はラストインパクトですし、遅れはしょうがない。後はレースのポジション。正直、JCというレースで勝利に近づくには今までの競馬の方がよいと思います。昨年のデニムアンドルビーを基準にしても、ハープならジェンティルを後方一気で仕留める可能性は低くはないでしょう。イスラボニータという強力な先行馬がいる今回は尚更そうじゃないでしょうか。


 一方で先々を見越したらこの辺で脚質転換をイメージしていくのは賛成。その結果、ここではまず間違いなく負けるでしょうが、札幌記念を例に挙げるまでもなく、脚色が鈍ってもしっかり後続を封じる競馬が出来るようになれば、古馬になってからの展望は大きく開ける。なんだかんだ、札幌コースでゴールドシップを封じ、その後続を5馬身離したのは、今までのレースで最もこの馬の可能性を示した一戦でした。

 後方一気は何処までもスポーツとしてのベストで、ハープが100のパフォーマンスをしても流れに沿っていなければ前に何頭か馬がいることになりますし、その100はギャンブル、勝負としては80でしかない。川田君共々、80を100にするために、60になるリスクを冒す勇気を持つことは歓迎したいです。後にも先にもこんな注目されないレースはないでしょうし(いやまあ、先は分からんけど…)、気楽に挑戦できるタイミングですよね。なので、ここでは仮に大きく負けても川田君は降ろさないであげて欲しいな。

 引き当てた枠は3枠6番。オークスでは14番手から直線最後方でした。今回、道中は同じくらいの位置取りでも4角10〜12番手くらいにいてどんな走りをするか見てみたいですねー。中団外目から直線じわっと外に出して300くらいでスパートとか最高ですね。後は蓋を開けてみてから。今までと違う競馬をしてこそ見えてくる距離適性も計れるでしょうし。期待です。

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