追い切った。

10/1  仏・小林智厩舎
1日はコワイラフォレ芝コースで追い切りました。「私は月曜日にシャンティイ入りしましたが、馬を確認して順調なのでホッとしました。今朝は芝コースで併せて追い切っています。だいたい1800m、ラスト1ハロンだけビッシリやりました。相手を抜いて自分が先頭に立つともうがむしゃらには走らないので、見た目にはそれほどでもありませんが、いい走りはできていましたし、いい状態です。追い切り後の上がりも問題ありませんね。あとはとにかくレースまで無事に行くだけですね」(松田博師)5日のフランス競馬(凱旋門賞・芝2400m)に川田騎手で出走を予定しています。

 現地の最終追い切りが終わりました。なんと言っても、無事にここまで辿り着いてくれて良かったの一言に尽きますね。一部マスコミでも言われていましたし、このコラムにも書かれていますが、札幌記念出走は結構ギリギリの勝負だったようで(パドックでの見た目は正直阪神JFとかより全然良く見えましたけどね、私には)。あそこで無様な競馬をするか、様になっても戦後ダメージあれば当然終了だったところ。レース終わって自らコンディション上げていったというのが、持った星なのかも知れません。4日後、どんなポジションでロンシャンのゴール板を通過するかは分かりませんが、我々一口出資者は所詮、と言ってはなんですが大人達(牧場・クラブ)の夢に唯々諾々と従うしかできないのでね。今でも正直、行かないで済んだなら秋は国内専念して欲しかったですが、ここまで頑張ってきた馬の結果を晴れやかな気分で見届けたい、という気持ちがそれに勝っています。400分の1なりに、夢にも見なかった舞台を楽しみたいです。この馬でも、ジャスタウェイでも、ゴールドシップでも良いので、とにかく早く凱旋門賞礼賛主義から日本競馬が解き放たれる瞬間を見たいものです。

 頑張れよ。そして何より、無事に帰って来いよ!

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