どう出るかな。

周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン14〜15秒のキャンターを取り入れています。「コンスタントに乗り込んできていますし、しっかりと調教を積めています。順調には来ていますが、理想はもっと良くなると思うんですよね。現状ではまだそこまでの手応えは感じられずグッと来るものがやや不足気味でもあるんです。今朝は調教を乗りに来てくれた柴山ジョッキーに跨ってもらったのですが、“距離は多少あってもよさそうだけれどまだグッと来るところが物足りないかな”というような話でした。時間ばかりかけすぎて堪えてしまっても良くはないですから、上原調教師と相談しつつも一度競馬を使うことでの成長を促せればより理想的かなと思っています」(天栄担当者)

 自他共に認める(?)上原調教師マニアの私ですが、これまで出資した3頭とこの馬、少し調教師の温度が違う気がします。具体的にはハードルが高いというか、期待値が高いというか。結構どんな馬でも良いところを見つけて、そこを伸ばしつつ辛いところも目を反らすことなくしっかりカバーしていく、というのが良さなんですけど、この馬は結構しっかりだめ出しもされるし、それでいて常に課題のようなものも提示されているし。

 勿論、期待値の高さが良い方向に出るとは限らないわけですが。天栄と上原厩舎の連携は100点に近いですし、相互の判断でデビューへ向かっていくとなれば、調教替わりでもOKです。11月の福島かな。

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