黄金船の胸借りる

周回コースでハロン18秒程度のキャンター調整を行い、週2回は屋内坂路でハロン15秒のキャンター調整を取り入れています。「徐々に目標としているレースも近づいてきていますし、こちらで行える調教も濃くしていってしっかりと動かすようにしています。前走は落鉄しかけていたように蹄に繊細なところがあるのはこの血統らしいところなのかもしれませんが、自信を持って仕上げて送り出せるように今はしっかりと調教を行っていますし、この調子で調整を進めていきます。先日も松田博資調教師もご覧になられたのですが、順調に調整が進めば早い場合来週にも送り出す予定になっています」(早来担当者)

 ニッカンの記事によると移動後は札幌競馬場で調整される模様。まあ、その後のことはさておいて、この馬にとってベストには程遠いだろう直線短いローカル札幌で古馬相手にどんな立ち回りを見せるのかは楽しみですね。今まで通り自分のペースを守って最後方か、ある程度前を射程に捉える意識を持つのか。

 もう一つ楽しみなのは、ここへゴールドシップが参戦予定と言うこと。当初からここを使って秋天直行という気配でしたが、あちらまさかのここから凱旋門、というローテ。これまた本番へ向けのデメリットはさておいて、この馬の前で競馬するのか、後ろなのか、ノリちゃんが道中動いた時に川田はどうするのか、楽しみが一つ増えました。後ろにハープ一頭では前へ行く古馬勢もそんなにぴりぴりすることはないでしょうが、ゴルシ→ハープと2弾構えの後門相手に先行馬の立ち回りも面白くなりそうです。どう転んでも、負けても得る物が大きい競馬になりそうだ。

 一口云々抜きに来月の競馬が待ち遠しくなってきましたー。

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