惜しくも…!

 ハープスター阪神JFで2着。真ん中枠で中団後ろの競馬になったので、直線向くまでも、向いてからも進路取りがかなり制限されちゃいましたね。その中で最後は首の上げ下げ。ゴール板前と後は出ているので、レッドリヴェールの競馬センスにやられた感じです。正直、前が詰まらなければ負けないと思っていましたが、まさにそれに近い結果になってしまいました。新馬ではインに切れ込んでスペース確保できましたけど、フルゲートのG1ではそうはいかないですね。持ち味である点火エンジンの凄まじさは最後まで発揮せず、底力だけで2着まで来た感じ。結果論ですけど、もう少し後ろから直線堂々と外に出して、それでも負けたか、差し切れたのかを見てみたかったですね。

 それでも改めて世代トップレベルの実力は示した感じ。あとは今回積んだ厳しい競馬の経験を人馬ともに活かして、来春に繋げて欲しいですね。馬群で進めた経験は、しないままクラシックに突入するよりも、結果的にプラスになったと後で思えるんじゃないかと期待しますし、そうしなくちゃいけないと思います。今日はお疲れ様。ゆっくり疲れを癒してください。

 レッドリヴェールの出資者さんはおめでとうございます! 以前も書きましたが、既に現役のみでクラブ退会を決め出資しなかった今年の2歳で一番欲しいと思っていたのがこの馬。これこそが私とクラブの縁の無さなんでしょうな。余り惜しい気持ちはありません。阪神マイル向きとは思わないですし、ハープが力を出し切らなかったのと同様に、適性のある馬場ではもう1段上のパフォーマンスを示しそうです。来年も含め、お互い無事に行って、キャリアを通じて良いライバル関係になれたら嬉しいですね。

 まあでも、G1どころか重賞にも無縁だった一口キャリアの中で、こういう結果でも悔しがれるってのは贅沢というか、有り難いことです。

 後ほど、クラブ更新を踏まえて追記なり修正なりします。 クラブコメント追記。

8日の阪神競馬では五分のスタートから馬任せに後方を追走。3コーナー過ぎからジワッと進出し、ロスのないよう馬場の真ん中突くと一完歩ごとに伸びたが、僅かに及ばず2着。「直線スムーズに外へ出せれば良かったのですが、前にスペースがありましたし、うまく開いてくれたのでロスのないようにと思ったのですが…。3カ月半ぶりの実戦にもかかわらず、馬は本当によく頑張ってくれました。これだけの馬を任せていただいただけに、ただただ申し訳ない気持ちでいっぱいです」(川田騎手)「太目感なく仕上がっていたし、久々でも状態は良かったと思います。道中もうまく進められましたが、ただひとつ、直線外を通れなかったことだけが残念です。納得のいかない負けだけに悔しいし、今後巻き返していかないといけませんね。上がりの歩様は問題ありませんでしたが、トレセンで改めてしっかり状態を確認していきます」(松田博師)ただゴールの瞬間に順番がついただけで、ハープスターは素晴らしい走りを見せてくれたと思います。馬の間を割る勝負根性は、これまでのレースとはまた違った魅力でしたし、この経験を糧に来春は必ず巻き返してくれるでしょう。このあとはトレセンに戻って馬体を確認してから検討します。

 クラブコメントでは流石に(クラブ側の配慮もあってか)控えめですけど、マツパク師、かなり怒っているようですね。。。どうなるかな。なんにせよ、まずは無事に放牧へー。

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