IN/OUT

 今年の陣容も大分見えてきましたね。まずは獲得選手(完全移籍の槙野以外)。

森脇良太(DF):広島から。右SBとCB。3−6−1(3−4−3)なら3バックの右ですかね。槙野の完全移籍に続いて広島から。監督の使いやすい選手、ってことで仕方ない部分もありますが、余り特定チームから選手を続けざまに獲るのはこう、モヤモヤしますね。勿論広島サポにも申し訳ないし。ともあれ、複数ポジションをこなせるレギュラー候補という意味で良い補強。期待してます。でもまたチームがチャラくなるねw

関口訓充(MF/FW):仙台から。リーグ上位から抜くという分かりやすさ。個人的には、このポジションの未来は高橋峻と共にあり、と思っていましたが、故障もありミシャの評価もあり、ヒラの年齢もあるので補強ポイントでした。中盤の右もですが3トップの右も候補ポジション。レギュラー級、というか、レギュラー獲って貰わないと困る選手。FW補強が不真面目なので、ここが今年のキーマンでしょうね。頑張れ!

興梠慎三(FW):正直、今年の補強の仲では一番微妙。いるかあ? というか、良い選手かあ? 小狡い、鹿らしい選手だとは思うけど、他のチームで通用するかは、代表のパフォーマンスを見ていると相当疑問です。まあ、原口をCFで使うよりは良いと思いますが。戦術にフィットすればここぞのゴール奪取力は期待できますが、達也のスケールダウン版という感じもありますな…。

那須大亮(DF):SBも出来るけど、CBに拘って浦和を選んだ感じ。暴君が居なくなって以降、DFリーダーの居ないチームで30代でレギュラー狙えるCB確保、というのは理に適っています。良い選手獲った。元気に頑張って欲しい。

阪野豊史(FW):レッズユースから大学経由で戻ってきた、未来のエースFW候補、といいつつ、このタイプの選手を一切上手く育てられずに来た浦和でどれだけ頑張れるか。監督に恵まれた中で、練習を通じてしっかりアピールして欲しいですね。コーロキより期待してますよ。

■総括:まあ、まず的確な補強ではないかと。若手が育たない浦和で、代表クラスの中堅と、ベンチを引き締めるベテラン、新人は大卒即戦力候補。とにかくFW補強に不安はありますが、まだ動きがあるかも知れないし、開幕の形も含め、引き続き注目していきます。優勝はともかく、今年の成績維持は狙える陣容かと。山田直樹が復活果たしたら中盤はだぶつき気味。より戦術に合う選手以外はベンチ要員を余儀なくされそう。でもACLもあるし、エースFWとGK以外は過不足なしと言ったところです。

放出選手も。

田中達也(FW):新潟へ。良い新天地ではないでしょうか。もう一輝き見せて欲しいですね。

濱田水輝(DF):レンタルで新潟へ。彼をレギュラーとして育てないでどうする、と思いはしますが、なんだかんだでツボや山田暢の壁を越えてこないようならば仕方ない。新潟でレギュラー獲って、スケールアップして欲しいですね。その後は浦和の中でも外でも、輝ける場所で。

エスクデロセルヒオ(FW):ソウルに完全移籍。ちょっと残念。でも日本の他のクラブでやるよりは。

■ポポ(FW):古巣神戸へ。活躍の場は限られましたが、気持ちのこもったプレーは見ていて爽快だった。甘ったれた原口にそのハートが少しでも乗り移っていれば良いんですけどねー。

原一樹(FW):京都へ。レッズに来たのは失敗でしたが、まだやれる選手、頑張って欲しい。

■総括:レンタルで出た選手が戻って活躍することがほぼ皆無なレッズを考えると、濱田もこれがお別れになる可能性がありますねー。あとは峻希。非常に好きな選手ですが、千葉に行った方が幸せな気がします。

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