凄かったねテレ東。

 衆院総選挙、終わりましたね。都民的には他にも色々あって非常にガチャついた投票日でしたが、個人的には、まあ、色々イメージ通りの結果でした(歓迎する、しないは別にして)。

 さておき、選挙特番の類って出口調査がある以上だらだらとした茶番で、特に民放はしょうもない喧嘩の延長線上のような内容でうんざりしますね。こんな番組こぞってやってるようでは投票率も上がらないだろう、と思ってしまいます。そんな中でずば抜けて面白かったのがテレ東。


 この記事にも出ていますが、テレ東らしいまったり空気の中に、全然さりげなくない毒が満載なのが最高。池上さんも素晴らしいが、局の姿勢も素晴らしい。長いこと変な老人が牛耳ってて都民うんざりでしたが、テレ東がある東京最高です。

 選挙を娯楽にするのはいかがなものか、と思わなくもなかったですが、他の民放よりずっと選挙への関心を持たせる内容でしたね。堅い放送は国営、そうじゃなきゃテレ東。もう2択って感じで良いんじゃないですかね。

 その中でも日テレは意味不明でしたね〜。クラブW杯はやらなきゃいけない、選挙もやらないわけにはいかない、だったらサブチャンネルでやれば良いんじゃないですかね。何の枠付き放送だ。何のデジタルだ。それにさんまのウザさが乗っかって不快指数100でした。二兎を追って一兎も得ない上に崖から谷底へって感じでしたね。また、試合が大会史上屈指(個人的にはナンバーワン)の緊張感あるゲームだっただけにね…。


 しかしそのテレ東の番組で印象的だったのは、傍若無人で低劣極まる橋下某と老人の物腰とくっきり対照的な小泉進次郎氏の存在。理知的で、しっかり考えて喋る姿に感服しました。勿論、敢えて対比を明確にしようとしたテレ東の意図は感じますけど。この人のこれからが楽しみです。別に支持者ってわけじゃないですけど、優秀な人間が政治家やってくれるのは安心しますよね。


 テレ東と小泉さんの今後に期待です。

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