頑張ってるんだけどなー。

 マージービートは札幌最終、HTB賞に出走。躓き気味のスタートで中団後ろイン。3コーナーで下げて外に出して、4コーナー大外を回して詰めたけど6着。

 うん、テン乗りだとこうなるかなー、という悪い方の予想がほぼ出た競馬。吉田隼人騎手も、そう乗ろうと決めていたわけではなく、流れなりの対応だとは思うんですけど、大野騎手の方がスタートも位置取りもスムーズになるだけに、やっぱ誰がどうとかではなくテン乗りは難しい馬です…。

 それにしても詰まっても良いからインに拘って欲しかったですね。道中ずっとインにいただけに尚更。結果的に脚を余して惨敗したかも知れませんが、あの流れなら勝ち負けに加わっていたかも知れません。粘りとバテ無さが信条の馬で、切れ味勝負では500万でも無理だったわけですし。

 パドックの雰囲気は前走以上でした。ここは相手も揃っていましたし、1000万で通用する目処が立ちつつあるとは言えるかも知れません。それだけに鞍上は出来るだけ続けて乗れる騎手にして欲しいです。大野君に戻ればよし、そうじゃなければ隼人騎手にはもう一度乗って欲しいですね。

5日の札幌競馬では中団やや後方から進み、外々を回って伸びを見せるが6着まで。「本当はもう少しいい位置、いい形で立ち回りたかったのですが、思うように行けませんでした。道中ごちゃごちゃっとなるところもあったので、外めを回すことになりました。しぶとさがある馬で最後まで頑張っているだけに上手く運べればもっと差はなかったのではないかと思います。申し訳ありません」(吉田隼騎手)「やっぱり上手くやっていけばこのクラスでもやれる手応えは感じさせてくれましたね。今日はもうひとつ上手く行かなかったのが正直なところでしたが、外を回っても団子のすぐ後ろだし、脚も使ってのもの。前走のようにスムーズすぎると却って苦しくなる面もあるので、勝ったときのような詰まって詰まってくらいのほうがこの馬なりに脚を活かせるのかもしれません。函館、札幌、福島のような程よく時計を要する小回りコースで上手く立ち回ることが現状でいちばん勝つチャンスは高いでしょうね。このあとですが、噛み合いきれない中でもいいところを見せてくれる頑張りを見せてくれました。前回から今回へ向けて適度に間を取りましたが、中1週でもう一回というのもちょっとどうかなと思うところもあります。タフな馬なのでそれでも頑張ってくれるでしょうからレース後の状態を見てから最終的に判断しますが、夏の頑張りのご褒美でちょっと楽をさせて秋のどこかでまた競馬を考えてあげたいなという気持ちでいます」(金成師)前走そしと今回とちょっとタフな競馬を強いられる形となりましたが、それでも大きな差はないだけに理想的な立ち回りができれば1000万下クラスでも渡り合えるはずです。今後については状態次第になるものの、基本的には秋に備えていったん放牧に出す公算が高いです。

 太字部分に納得しつつ笑った。確かにスムーズすぎると馬が気分良く行きすぎて末に繋がらない感じはありますな。そういう意味では上手い・下手とは別にセコ乗りがしっかり出来る騎手が良いんでしょうな。大野君とか。そうナベヒロとか。ナベヒロカモン。さておき、秋まで休養はオッケーです。なんか「思ったより元気なのでガス抜きも兼ねて」とかしれっと中1週で出てきても驚きませんがw

当ブログの一口馬主関連記事の一部はキャロットクラブさまより許可をいただき転載しております。記事の再引用、転載はご遠慮願います。