休憩入ります

6日は軽めの運動と舎飼で様子を見ています。「年末の競馬は悪くない内容でしたし、過去2戦の鬱憤を次で晴らせればと思っていました。年末年始はレース後の様子見の期間に充てていたのですが、右トモにちょっと疲れがあったくらいでした。年明けもそれほど気にならなかったので、可能ならば今の中山開催を目指して調整を進めていこうとしたところ、水曜日になって急に左前脚の歩様に違和感が出てしまいました。疑いのありそうな球節や蹄の状態を確認する目的でレントゲン検査を行いましたが、骨に顕著な異常はありませんでした。まだはっきりとした原因をつかめていないのですが、疲れの出ていた右トモをかばっていたため対角線上の左前脚に負担がかかっていたのかもしれません。蹄が薄い馬でもありますし、衝撃が強くなってザ石の炎症を起こしていることがいちばん考えられる理由だと思われます。痛み止めなどで対処をしているのですが、良くなったり、ひと息になったりと波がありますね。今朝の歩様はだいぶいいのですが、不安のあるなかで無理はしないほうがいいでしょうからすぐの出走は控えたいと思います。もう少しの間は手元で様子を見て、落ち着いてきたタイミングを見計らって放牧に出したいと思っています」(上原師)

 昨秋は、この馬としては驚くほど順調に使えましたが、本来的には一戦一戦爆弾との戦いがある馬。ちょっとでも不安なら使わないで欲しいとは思っていましたので、馬が自分からシグナルを出してくれたのはよいことだと思います。

 暖かくなってからの始動でも構わないので、頑張って欲しいですね。

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