ヒストリーチャンネル・エジプト。

 今月は発掘・冒険モノの強化月間と言うことで、ヒストリーチャンネルでは発掘ドキュメンタリーを多くやってくれています。私は勿論エジプト関連に注視。非常に楽しんでいます。

 アメリカのドキュメンタリーは、まあ、言ってしまえばほとんどヤラセですね。「そこにカメラあっちゃいけないだろう」というアングル(新発見をする学者の前にカメラがある、など)、演技過剰な役者陣(考古学者見習いというポジション)、鬱陶しい撮影スタッフ。まあ、茶番と言えば茶番です。それでも撮れている映像は、日本の、スタジオからお送りするのが基本姿勢の「お茶の間バラエティ」とは雲泥の差で。演出だとしてもそこにはエジプト考古学のロマンが色濃く反映されています。日本の番組のように、中途半端に学習番組化させることもしない。見てる人が知ってること前提か、または自分で調べろという姿勢。好き嫌いはあるでしょう。正直言うと何でもエンタテイメント化しなければ気が済まない「気質」は大嫌いですが、見応えがあるのは断然アメリカの番組ってのは歴然たる事実で。階段ピラミッドやクフの重力軽減の間を動画で見られるのは凄いことです。

 まあそれでもクフ王のピラミッドの中で失禁するっていう演出はどうかと思いましたw

 続きもゆっくり見ることにします。

当ブログの一口馬主関連記事の一部はキャロットクラブさまより許可をいただき転載しております。記事の再引用、転載はご遠慮願います。