(レッドディアーナ)改めて、ディアーナ。

 馬体、動き共に私がこれまで見てきた(出資可能な)牝馬の中では「ちょっとモノが違うのでは」と感じたケイウーマン子ことレッドディアーナ。育成過程も崩れることなく極めて順調に進み、デビューしようかという矢先に熱発。そこからはあっという間のような、長いような2月でしたね。出資時からデビュー直前に至るまで、これほど期待した牝馬はこの子が初めてでしたし、どうしても競馬場で姿を見たかったですし、それが叶わないなら、何とか無事に繁殖に上がって欲しいとの思いがありました。本当にショックです。

 しかし、一方で、診療厩舎滞在が1ヶ月となる段階で、個人的には現役復帰は厳しいかも、という予感はあり、年を越した段階で、何とか症状が落ち着いて、無事に、と思っておりましたので、どこか心の準備をしていた部分もあります。人間に置き換えたって、肺炎で熱が下がらなくて2ヶ月は相当な負担。競走馬にとって、それがどれほどの負担だったか…その状況で現役続行を望むことがどれほど酷だったか。それでも、他の出資者の皆様を思うと「せめて命だけでも」なんてことは言い難かったですし、そんな中で、年初の期待値を書くのは(好き好んでやっているイベントとは言え)……正直、苦しかったです。

 今は苦しみから解放されたディアーナが安らかに眠っていることを願うのみです。こういうことがあって、なかなか翌日から「さあ、次の馬!」とは考えづらいのですが、もはや私の競馬は一口抜きでは語り得ないところまで来てしまっていますし、来週も出走する馬が居ます。これからデビューする馬も居ます。彼ら彼女らが少しずつ心の傷を癒していってくれることを期待しつつ、。特に3歳馬と、同厩舎のフレデフォートには、ディアーナの分も無事に頑張って欲しいですね。悲しみに沈む心には、変速開催が憎くもありますが、競馬しか心の傷を癒してくれないのもまた事実。明日(今日か)は馬見に、中山行こうかなあ……。

 ディアーナの全弟も今年デビュー予定。元気に頑張れよぅー。

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