調教師ランク・一口編/2008年夏版

  • AITOさん平田師評にインスパイアされました。企画は(C)AITOさんってことで
  • きりた出資厩舎(+出資候補厩舎)に限る
  • ランクはSSS〜Fの9段階
  • /の後ろは出資馬と中央勝利数
  • あくまで私見・経験に基づく近視眼的なランクであり、一般論とのずれはキニシナイ
  • 是非皆様のランクも教えてください。その内みんなで投票して「界隈一口ランク」みたいなの作りたいですね

■SSS(別格)

  • 角居勝彦/プリンセスデザイア1・エリンズフォレスト1・レッドジール0

■SS(何が何でも出資)

■S(積極的に出資)

■A(馬の質が及第点なら)

■B(馬の質が合格点なら)

■C(余程良い馬なら)

  • 鈴木伸尋/ウインアンジェラス2
  • 手塚貴久/インディゴライト0
  • 音無秀孝/キングプロローグ0

■D(余程良い馬で安ければ)

■E(現状では出資しない)

■F(絶対二度と出資しない)

 以下、一口を中心に馬券・POGなどで感じてきた印象(短評)。
■SSS/角居センセは色んな意味で別格。一口成績抜群で、一発期待でき、その上二軍三軍の馬への扱いが抜群に良い。この厩舎で結果が出なければ、素直に自分の相馬眼を恥じることの出来る唯一無二の厩舎。守備範囲も広い。

■SS/Sクラスの厩舎が今後の成績次第で入ってくる可能性はあるけど、現在は空位

■S/国枝センセは性格的にもとてもしっくり来る。コメントなども肌に合う。陣営の方針も好み。フォルタレーザで途切れた夢を繋ぐまでは一口は止めない腹づもり。最もSSに近い厩舎だが、シャイニングという外れ馬に手を出したを出資した自戒を込めてここで。筋肉質の芝マイラー。久保田センセは積極的な起用が良い。調教も調整も上手い。フレンチが手に合ってると言うこともあるので、今後の出資馬次第でSS〜Aの可能性あり。ダート短距離。小島茂・上原両センセは人格に惚れ、いつか出資したいと思っていた厩舎。現在は期待度高くこの位置。今後は勿論経過・結果次第。

■A/石坂センセは基本的に好きだが、弱い馬に出資したこともあって、いずれリベンジをするまではこの評価で。ダート中距離。中尾秀センセは期待馬を預かって貰ってることもあるし、ここまで何の不満もないけど、まだキャラクターが掴めない部分もある。お父さんとはタイプ違いそうだけど。戸田センセはとにかく数を使ってくれるので、一口最大のストレス「調子良いのに入厩できない」とは縁薄い方。その意味では大変お奨めできる。ただし身体弱い馬はどうにもならない。要相馬眼。万能。藤岡健・古賀慎両センセもデビュー前なので暫定評価。S両名との差は情報量の差。

■B/池江センセは将来性を考えると抜群だけど、現状、馬の質>成績の感は否めず。特に一口的には良血が揃いすぎるのでリスクが大きい。騎手起用など良い点も多い。矢作センセは多少言動不一致(リップサービス過剰・やや発言無責任)の面はあるが(流石元コバツネ組)、ミューズを期間内に勝ち上がらせた見極め力は流石。厩舎人長いだけあって馬を見る力は元騎手以上。既に引退されているが瀬戸口センセはとにかく数使う人で、「より極端な戸田センセ」という感じだった。大変一口向きで、西に後継者と言える人居なく、残念である。

■C/鈴木伸センセは乱暴な性格で、目移り激しく、放置期間も長く、馬が波に乗ってない時のストレスはD〜Fランクに匹敵するが、何か許せるキャラクター性を持っている。相当人を選ぶ。手塚センセも今少し迷走期。デビュー時期やレース選びにちぐはぐな面が目立ち、「上手く行けば」という但し書きがいつも伴う。音無センセは馬の適性の見定めがあまり上手くない。コンディション維持もあまり上手くない。あまり数使わないので一口向きではない。根気強い(6歳500万でもニコニコ愛せるような)人なら、馬は大事にするし良いんじゃなかろうか。

■D/カズーはこれだけ抜群の相性にもかかわらずこの位置なのは、今更言わずもがなの「クラッシャー」振りが。基本、一口は「都合の良い2軍候補」以上でも以下でもなく、どうあがいても個人馬主の壁は越えられない。どんだけ結果出ても絶対に不満と疑問が残る。角居さんと並んで初心者が一番出資したい厩舎だが、中身は雲泥の差。(リスク承知で出資できる)ベテランプレイヤーにしかお勧めできない。平田センセは仕上げが下手。良くも悪くも馬也。失敗からあまり学習の出来ない人。トントン拍子で上手く行く素質馬なら良いが、そんな馬は稀だし、そんな馬なら誰でも一定以上の成功は収める。騎手起用も含めあまりカタルシスは得られないので、どうしてもと言う馬でなければ二の足を踏む。

■E/森はかつてのイメージとは完全に切り離してみなければいけない人。とにかく番頭さんがいなくなって良い面はかなり薄れた。残っているのは「空き巣狙い」のセンスだけ。しかしそれも、以前は「勝ち上がらせる・稼ぐ」ための手段だったのが、今は目的と逆転してしまってる感が強い。勝つために最善を尽くすとは言い難い。勝つ時は結果論のような内容が多い。将来はともかく、向こう3〜5年は避けた方が良い厩舎。カズーと違い、C以上に巻き返す可能性はある。

■F/藤●はとにかく虚言多し。昨日自分の言ったことを明日には平気な顔で否定する。適性の見極めは下手だし、馬の仕上げも下手。自分で仕上がるタイプの素質馬だけが勝つ厩舎。今はとにかく馬の質高く、数字上の成功を収めているが、絶対近い将来化けの皮が剥がれる。良く比較される伊藤雄センセとは雲泥の差。「この馬は絶対丈夫で、適性もブレがない」と確信できる馬なら、出資しても良いんじゃなかろうか。私は二度とゴメンだが。友道さんはレース選びが不味すぎる。コンディション維持も下手。仕上げも半端。預かってる馬の質を考えると最低レベルの成績。個人の壁も高く、一口向きの要素乏しい。「元マツクニさん=角居さん」との比較より「華のないカズー」と考えた方が分かりやすい。

■他/未出資の厩舎は、今、現1歳世代以降で出資を検討してる方々。特にAに置いた5人は、欠点少なく、好みにも合い、手垢も付ききっておらず(特に荒川センセ)、積極的に狙いたい。Bの人たちは一長一短(特定クラブや馬主の壁が高いケースが多い、情報不足)で、馬次第だが、一口を通じて情報を得たいという思いも強い。C以下はネガティブな印象だったり、私の入ってるクラブではまず預託無いなという厩舎。「ここは出資したくない」という厩舎はいっぱいあるが、現出資者に悪いので割愛。

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