ミスチルと並べるのは酷だが。

ORANGE RANGE (通常盤)

ORANGE RANGE (通常盤)

 レンジはちょっと壁を抜けた感じがする。本来もう少し早く消える運命だった。本人達も認めている通り、高校生の部活の域を出ず、それでいて曲のクオリティは高い。部活として終わらせず、ミュージシャンであることを意識したのが今回のアルバムと思える。この先、どうなっていくかは分からないが、個人的には買うのを辞めるきっかけを失った感じで、今後も買っていくだろう。

 「チャンピオーネ」から「SAYONARA」まで相変わらず幅広いが、バラードの完成度は確実に上がっている。「キズナ」のような曲を狙ったあざとさ抜きで作れるようになるにはまだ10年くらい掛かる気はするが、それが楽しみでもある。

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