時間との戦い。

グレースベイは3着。直線、勝ち馬はともかく2着馬を交わせなかったのは残念ですが、スタートから少し足を使わされた分でしょう。鞍上は反省コメント出していますが、手は合っていると思いますし、馬も徐々に常識に掛かってきている。中1週でこの次のレースは難しいですが、実質のラストランとなる可能性高いので、少しでも良い状態、良い条件を使って欲しいですね。

3日の小倉競馬では3着。「スタートで上に伸び上がるように出て、ひと呼吸遅くなってしまいました。ただ、その後は追いどおしではなく、2着馬の後ろで我慢できましたし、しっかり持つところもありました。直線もよく脚を使ってくれましたし、自在性が出てきたのは収穫です。それだけにスタートが五分ならと悔やまれます。うまく乗れず申し訳ありませんでした」

 

勝負時。

7月31日は栗東坂路で追い切りました(56秒8-41秒5-27秒1-13秒1)。1日は軽めの調整を行いました。「水曜日は坂路で併せて追い切りました。中1週の競馬を予定しているので併せて馬なり程度ですが、一度レースを使ったことでいいガス抜きになったようで、気負いのないいい走りができていますし、馬体にも張りが出ています。前走の内容からも自分のリズムで運んで終いに脚を使わせたいのですが、開幕週の傾向を見ると予想以上に前残りの馬場なので、枠順や馬場状態をよくチェックしてどういう競馬をするべきかジョッキーと考えたいと思います」(安田翔師)3日の小倉競馬(3歳未勝利・芝1200m)に斎藤騎手で出走いたします。

 前走は期待以上に上手く乗ってくれた斎藤くん。二度連続とはなかなか行かないでしょうが、一度使った上積みもありますし、引き続き楽しみ。未出走馬も多く能力比較難しい構成ですが、この時期来たら相手云々言ってられないので、権利あってレース選べる時が勝負時。がんばれ!

ディープインパクト。

これほどに名は体を表す競走馬がいただろうか。小柄ながら宙を舞うようなランニングフォーム。ゴール板を過ぎる度に感じる深い感動。数少ない敗戦で感じた、地面が崩れて無くなるような感覚。

元々兄のブラックタイド共々POで指名した馬だけど、その子供にも出資してG1を取らせて貰い、馬券でも、馬券抜きでも、本当に色々な思い出が。世代的には一時代二時代前の競馬ファンなんだけど、見てきた中で一番の馬はディープだと断言できます。

 

大好きだったトニービンが死んだ時も、SSの時も感じなかった「あ、時代が終わる」という感覚を覚えています。競走馬としては追い込みだったけど、種馬としては影も踏ませない逃げ馬でしたね。ライバルと呼ぶのも気の毒な、現役で残された種馬たちは、その偉大な影との戦いに一生苦しむでしょうが、それもブラッドスポーツ。いつか彼らや、ディープの血を孕んだ馬がその影を少しでも薄くできるよう頑張ってほしいものです。

お疲れ様。残された子供の競争生活、そして種馬肌馬として世界中に広がっていく自分の名前を見届けてください。

 

しかしこうなると、ヒストリックスターの牡馬が勝負厩舎に入ったら抗う統べない気がするな…。一口引退を掛ける最後の馬がこの血統、というのは自分的にも酔いやすいドラマ。まあ、全てはデータ判明してから。

雑記。

ブラック会社(トップ)に好意的&同情的なベテランやら元マネージャーやらの発言がほぼ全部ドブ過ぎてこの組織怖い。老害発言はもう二度と笑えなくなるので、これ以上喋らないで欲しい。ワイドショーで喋る芸人全員損しかしてないし、出てくる関係者全員会社のマイナスにしかなってない。なんだこのレミングスマッチポンプ。あと反社で消えたベテランが助っ人顔してなんか上から目線で言ってるの本当に怖い。

一方で食えない若手を養う義務が会社にある、というのも分からない。会社の看板背負って営業行くなら報告義務あるの当然だし、そこで取り分がどうとか言うのであれば看板手放してフリーになればいい話だし。芸事一本で食えるようになるまでバイト。これはどの世界でも当たり前。自分の実力で全うに食えないからって会社の迷惑とリスク考えずに悪い金儲けする根性が鬼ダサいし、その段階で反社とほとんどメンタル変わらない気がする。やりたければ会社の看板捨ててフリーで全責任負ってやれば良い。それができない人間がそんな方法で食いつないでも将来売れるとは到底思えない。そんな甘い世界、どこにもない。

まあとにかく早く収束して欲しいね。お笑い番組を見ることは忙しい時の大事な清涼剤なので、引っかかり無く見たい。全員一度フリーにして、業務契約を個別条件で結ぶエリート。そこに至る予備軍として見込みありとして既定条件で預り契約を結ぶ若手。若手のハコギャラの最低保障と実力主義の見直し。あぶれた人が芸人以外の仕事できるようになるまでのバックアップ。移籍できる/したい者を助ける機構。そうした組織運営にベテランも金銭・能力両面で関わる。その上で、国家事業に関わる価値がある組織と再証明するための膿み出し改革。そうしたことは裏で進めてくれれば良いけど、とっとと面白いコンテンツ作りに戻ってください。つまんない。だるい。

あとやっぱ、こうしたタイミングで各所でコメントしている芸人を見ると、非吉本芸人って優秀な人、多いね。発言の含蓄が違うわ。ここでの順位付けは今後も反映されてくる気がする。

 

今週の出走馬

  • 7/27(土)新潟5R新馬戦 アイアンバローズ/ルドルフ2世
  • 7/27(土)札幌5R新馬戦 アルファウェーブ/きりた

今週は2歳が2頭だけ。角居バローズ路線で楽しみなアイアンバローズ。鞍上も新潟に活路を見いだしたい感あり、気合い入ってそう。アルファウェーブは分かりやすいカズーの早期マル外ですが、このパターンから当たりボコボコ出るので侮れない。この馬はどうでしょう。

ハンボウキー。

仕事柄、7・8月と11・12月が繁忙期で、今年はレギュラーの仕事も製作4本、連載/放送的なもの2本、管理3本と、例年以上に抱えているため、かなりバタバタしています。先月も大阪行ってたし、暇だろう、と見えて、実は人生で一番に近いくらい忙しい。そんな中、無理矢理休み取って予定通り東北に旅行してきました。

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